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赤ちゃんの離乳食でふりかけはいつから?市販のおすすめや手作りレシピもご紹介!

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ほかほか温かいご飯にかける、大人も子供も大好きなふりかけ。

昔ながらののりたまや、かつお味、鮭味などが定番に味ですが、現在は牛丼味やバター醤油味などおもしろいふりかけも多数販売されています。

 

種類豊富なご飯のお供ふりかけですが、赤ちゃんの離乳食には使用できるのでしょうか。

いつから与えてよいのかや、おすすめの市販のふりかけ、手作りレシピなどをご紹介したいと思います。





 

赤ちゃんの離乳食でふりかけはいつから?与え方の注意点は?

赤ちゃんの離乳食でふりかけはいつから使える?

離乳食の時期の赤ちゃんはいつ頃からふりかけを食べられるようになるのでしょうか。

現在ではピジョンなど有名なベビー用品メーカーから、9か月頃の赤ちゃんから食べられるふりかけが販売されています。

 

そのような赤ちゃん用ふりかけは、味付けが薄めで原材料も赤ちゃんが食べられるよう配慮されている商品ですので、特にアレルギーの心配がなければ少量からチャレンジしてみると良いでしょう。

 

赤ちゃん用と大人用のふりかけの違いとは?

 

そういった赤ちゃん用に作られたふりかけと、スーパーなどに売っている一般的な大人用のふりかけはどんな違いがあるのでしょうか。

 

まずは塩分の違いです。

大人用ふりかけは白いご飯に合うよう濃い味付けとなっているものがほとんどです。

お醤油や塩などのしょっぱい調味料が多く使用され、みりんや砂糖で甘さが足されています。

 

そして一般的には化学調味料食品添加物が加えられていることも多く見られます。

 

そういった大人用のふりかけを赤ちゃんが食べられるようになるのはいつ頃なのか、気になるお母さんも多いのではないでしょうか。

その答えは、この時期なら大丈夫といった明確な時期はありませんが、だいたい1歳半頃に与えていく人が多いようです。

 

その際はごく少量から、赤ちゃんが濃い味に慣れないよう頻繁に使用するのは避けましょう。

 


赤ちゃんにおすすめの市販のふりかけは?

赤ちゃんの離乳食用のふりかけの選び方は?

赤ちゃんのふりかけを選ぶ際に注意したい点がいくつかあります。

 

添加物

 

市販のふりかけのパッケージの裏面を見てみると、原材料として様々な物が入っていることが分かります。

また意外にもバターやマーガリン、植物油脂などの油分が多く含まれています。

 

科学成分や食品添加物は食べたからといってすぐに何らかの影響が出ることは少ないです。

しかし、これらは赤ちゃんの腸内環境を悪くする要因になってしまうので、できるだけ入っていないものが好ましいでしょう。(添加物は腸内の悪玉菌のエサになります)

 

油分が多いものは胃に負担がかかりますので、できるだけ少ないものが良いです。

 

 

砂糖、食塩

 

削り節や海苔、ゴマなど主な原材料に続き、多く入っていることが多いのが砂糖です。

砂糖は虫歯になりやすい口内環境を作り出すだけでなく、体を冷やし免疫力を下げたり、中毒性の認められている物質です。

赤ちゃんが摂りすぎることのないよう充分注意してあげたいものです。

 

また市販のふりかけには白いご飯に合うように醤油や塩など塩分も多く含まれていることが多く、赤ちゃんには味が濃すぎる傾向にあります。

 

味に濃いものに慣れてしまうと、薄味のものを食べなくなってしまう恐れもあります。

それが将来の生活習慣病につながる恐れがあるとも言われています。

 

 

アレルギー

 

一般的なふりかけはカツオなどの魚の削り節が使用されていることが多いです。

また、鶏卵やたらこなど魚卵、味噌などの大豆製品、牛乳を原料とする乳糖などアレルゲンとなるものも多く含まれている物が多く見られます。

必ずアレルギーチェックをしてから購入しましょう。

 

もし、ふりかけを食べて痒みや湿疹などの異常がでるようなら食べさせるのを止め、アレルギーを疑う方が良いかもしれません。

食材だけでなく、添加物がアレルゲンになることもありますので注意しましょう。

 

赤ちゃんにおすすめの市販のふりかけ5選!

そこで、おすすめの市販ふりかけを5つ紹介します。

 

まんまぱっぱ

参考

まんまぱっぱ 五穀と大根葉(30g)

有機家楽天市場  税込み427円

 

国産大根葉と国産五穀(有機米・赤米・ひえ・もちあわ・たかきび)を使用し、添加物やうま味調味料などを使用しない本格的な自然派ふりかけです。

甜菜糖と自然塩だけで味付けされたやさしい味のふりかけです。

赤ちゃんにも安心してあげられ、大人も一緒に美味しくたべられるふりかけです。

 

しそひじきふりかけ

無添加根昆布入ふりかけ・しそひじきふりかけ 40g 国内産100%

有機家楽天市場 税込み456円

 

ゴマ以外はすべて国産材料で作られ、添加物や保存料、着色料などもすべて使用されていません。安価な中国産のひじきを使用している商品も多い中、こちらは国産の原料を使用しているので赤ちゃんに安心して食べさせることができます。

 

有明海産 海苔ふりかけ

ふりかけ 海苔 お試し2袋入 ふりかけ ゆうパケット限定で送料無料

朝ごはん本舗楽天市場 税込み598円

 

九州の有明海産の海苔を使用したシンプルなふりかけです。砂糖、塩、しょうゆで味付けされた海苔なので、味付けの濃さが気になる場合は、お湯で少し溶かしてからご飯にのせてあげるなど工夫をしてあげてください。

 

ピジョン 赤ちゃんのお野菜ふりかけ

ピジョン 赤ちゃんのお野菜ふりかけ さけ(お徳用)(15.3g)

 

こちらはドラッグストアやスーパー、ベビーグッズ専門店などでも手軽に購入できる市販のふりかけです。

着色料、保存料、香料不使用でカルシウムと鉄分、DHAが加えられているお母さんにも嬉しいふりかけです。原材料を見ると乳糖や砂糖が多く入っていることが分かりますので、常食用ではなくお出かけ用にするなど、食べる量を調整しましょう。

 

永谷園 A-Label 鮭ふりかけ

参考:赤ちゃん本舗

赤ちゃん本舗通販 税込み216円

 

ふりかけで有名な永谷園から販売されているアレルゲン(卵、乳、小麦、そば、落花生、大豆、)不使用のアレルギー配慮食品です。

化学調味料、着色料、香料も使われておらず、赤ちゃんでも食べられるようやさしい味付けとなっているようです。お値段が安く購入しやすいのも魅力です。




 

赤ちゃんの離乳食におすすめの手作りふりかけレシピ

ここで赤ちゃんが食べられる、手作りのふりかけレシピを紹介します。

添加物なしで、味付けも調整しやすく、何といってもおいしくて赤ちゃんももぐもぐ食べてくれること間違いなしのレシピ4選です!

 

手作りふりかけ☆離乳食後期、幼児食にも☆

Cpicon 手作りふりかけ☆離乳食後期、幼児食にも☆ 

■材料

にんじん5cm
大根2cm
小松菜(かぶの葉、大根葉でも可)1/3束
しらす50g
ごま(あれば)適量
鰹節(あれば)適量
醤油大さじ1/2
ごま油 大さじ1/2

■作り方

  1. にんじん、大根を3センチ~5センチ角に小さく切る
  2. 小松菜(大根の葉、かぶの葉)も細かくみじん切りにする
  3. フライパンににんじんと大根を入れ、かぶるくらいの水を入れる
  4. 強めの中火で水が無くなるまで煮詰める
  5. 小松菜(大根の葉、かぶの葉)を入れ、再び水分が無くなるまで煮る
  6. しらすを加え、醤油、ごま油を風味付けに垂らし完成

 

お野菜がたくさん入ってカルシウムもビタミンも補給できる栄養満点ふりかけです。

月齢の低い赤ちゃんには材料をもう少し柔らかく煮込んで潰したり、醤油やごま油を省くなど調整してみてください。

 

わかめとかつおぶしのふりかけ

Cpicon わかめとかつおぶしの手作りふりかけ 

■材料

かつおぶし3グラム
粉だし さば大さじ1
いりごま大さじ1
わかめ(塩蔵)10グラム
みりん 大さじ1
しょう油小さじ1

■作り方

  1. わかめは水洗いして塩気をとり、細か刻む
  2. ①をフライパンで弱火で煎る
  3. わかめの水分が抜けたら鰹節、粉だし、いりごまを入れる
  4. 最後にみりん、しょうゆを風味付け程度に入れ、さっとかき混ぜて完成

 

オーソドックスなわかめと鰹節のふりかけですが、手作りするとやはり市販品とは一味違います。添加物もなしで、安心して赤ちゃんにあげられるのも良いですね。

 

レシピではさばの粉だしを使用していますので、さばのアレルギーがないことを確認してから使用しましょう。また、スーパーによってはかつおの粉だし、いわしの粉だしが売っている場合があります。

いずれも、粉状になっていて離乳食でも与えやすいので、常備しておくと様々な料理に使用できておすすめですよ。

 

また、レシピでは塩蔵の生わかめを使用していますが、乾燥わかめを使う場合は水でよく戻し、硬さが気になる場合は少しお湯で煮込んでから使用するなど、赤ちゃんが食べやすいように工夫してあげましょう。ミネラルとカルシウムがたっぷりのふりかけレシピです。

 

ひじきとしらすのふりかけ

Cpicon ひじきとしらすのふりかけ

■材料

芽ひじき(乾燥)10g(戻して90g位)
しらす20g
炒り胡麻(白)大さじ1
ゆかり(自家製使用)大さじ1
だしパック(削り鰹でも)1パック(5~8g)

■作り方

  1. ひじきは水で戻し、柔らかくなったら水気をきっておく
  2. フライパンにひじきをいれて点火し、混ぜながら水気をとばす
  3. シラスも加え、さらに水気をとばしながら炒める
  4. いりごま、ゆかりも加えさらに炒める
  5. 削り節を加えさっと混ぜ完成

 

月齢の低い赤ちゃんには、しらすを湯通しして塩分を抜いたり、ひじきを細かく切るなどした処理をしてあげてください。

ひじきはカルシウムと鉄分が豊富な食材で栄養たっぷりふりかけです。

ご飯に混ぜておにぎりにすると持ち運びもしやすく、食べやすくなりますね。

 

手作りたまごふりかけ

Cpicon おむすび&お弁当に♪手作り卵ふりかけ

■材料

卵(よく溶きほぐしておく)1個
A:かつおぶしパック1袋(4g)
A:青のり適量
A:炒り胡麻適量
A:はちみつor砂糖小さじ2
サラダ油適量

■作り方

  1. たまごに鰹節、青のり、いりごま、砂糖をすべて入れよくかき混ぜる
  2. 熱したフライパンにほぐした卵を入れ、細かい炒り卵をつくる
  3. クッキングシートに②の炒り卵を、真ん中を空けて丸く円状に並べ、耐熱皿にのせて電子レンジで加熱す
    (500Wで2分加熱→1分さらに加熱→1分さらに加熱というように少しずつ)
  4. 触って軽く乾燥したら、冷まして完成

 

自宅であの市販の「のりたま」のようなふりかけが作れるレシピです。
お好みでサクラエビやしらすなど好みの食材を足しても美味しそうですね。

レシピでは「はちみつか砂糖」を使用することになっていますが、はちみつは1歳未満の赤ちゃんには与えることができない食材ですので、砂糖をごく少量使用するようにしましょう。

たまごアレルギーのない赤ちゃんにおすすめのふりかけです。

 

手作りふりかけの保存期間や保存方法について

手作りしたふりかけは冷蔵庫で保管し、5日間くらいを目安に食べきるようにしましょう。

その際にはよく洗ったきれいな保存容器、密封容器で保存をします。

 

また、たくさん作った場合は冷凍保存もできます。

少量ずつ小さなタッパーで保存しておくと使用する際に便利です。

 

冷凍したものは、1か月を目安に食べきるようにしましょう。

 

まとめ

 

おすすめの市販ふりかけや、簡単に作ることができるふりかけレシピをいくつか紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。

 

ふりかけは見た目が鮮やかになり食事の楽しさがアップする効果や、白いごはんだけでは食べなかった赤ちゃんがご飯をもぐもぐと食べてくれるようになったなど、お母さんには嬉しい効果もあるようですよ。

 

特に手作りふりかけは、海藻のミネラルやしらす、エビなどのカルシウムを摂りやすく、栄養満点なメニューになるのでおすすめです。

ぜひ、ご家庭でチャレンジしてみてくださいね。

 

市販のふりかけはチャック付きで保存しやすいものや、小分け袋の物もありますのでお出かけ用にも向いています。

お母さんの手作りふりかけと市販ふりかけをうまく使い分けて、赤ちゃんのご飯がもっと楽しい時間になると良いですね。

 

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