暑くなると食べたくなる「アイスクリーム」
冷たくて甘いのでとっても美味しいですよね。赤ちゃんのそばで食べていると欲しそうにしたする子もいると思いますが、アイスはいつ頃から赤ちゃんに食べさせても大丈夫なのでしょうか?
甘くて冷たいので早くからあげない方が良いのは分かりますが、だいたいの目安があれば参考にできると思いますので、赤ちゃんにアイスを与える時の注意点などもまとめました。
赤ちゃんにアイスはいつから食べさせて良い?
アイスを食べさせる時期については家庭によって様々です。
- 離乳食が完了する1歳6ヶ月頃から食べさせる
- 3歳になったらアイスを解禁する
- 1歳頃から食べさせた
など、調べてみると食べさせる時期は様々でした。
参考にいろんな方の意見を載せておきます。
2歳から暑い日にフローズンヨーグルトを手作りしてあげました。
市販のアイスはもっと後でした。
うちは上の子が3歳になったので、この夏にアイス解禁しました。それまでは食べさせたことなかったです。(卵アレルギーありです。)
下の子はアレルギーもないですし、上がもう食べてる分きっとデビューは早くなると思いますが、それでも2歳過ぎるまではあげずに頑張ろっかなあと思っています。
アイスはうちは1歳半位だったかな?
保育園でも1歳であげてます。私のまわりも1歳であげてました。
アイスはアレルギーがなく少量であれば1歳頃から食べることが出来るでしょう。
他の方の意見を見ていると多かったのは、『2.3歳から』でした。
冷たいので、たくさん食べるとおなかをこわして下痢になってしまうことがあるようです。
早くから食べさせるなら1、2口にするべきだと思います。
高熱で食欲がない時などには、栄養が合って冷たくて食べやすいアイスは重宝する食べ物として、赤ちゃんにも食べさせている方は少なくないようですよ。
しかし、アイスを与える時期を遅くするメリットはあっても、早い時期からアイスを与えるメリットはありません。
アイスを早くから与えると高まるリスク
- 甘い食べ物に依存して欲しがるようになる
- 冷たい食べ物で胃の負担になる
- 肥満や虫歯のリスクが高まる
甘くて美味しいので、一度食べてしまうと好きになってしまう場合が多いと思います。
上に兄弟がいる場合は、兄弟が食べているのを見て興味を持って食べる時期が早まってしまう、という家庭も多いようです。
赤ちゃんが欲しがって泣いても、赤ちゃんの体やこれからの味覚を考えると心を鬼にして、決めた時期までは与えない方が良いでしょう。
赤ちゃんにアイスを与える時の注意点!アレルギーは大丈夫?
赤ちゃんにアイスを食べさせる時はアレルギーに注意!
アイスの主な原料は、卵・牛乳・砂糖になります。
アレルギーになりやすい「卵」「牛乳」が使われているものが多いので食べさせる場合はアレルギーがないことが第一条件!
離乳食が進んでいれば、卵や牛乳は1歳頃までには食べられるようになると思います。
市販のアイスには、卵・牛乳以外にもアレルゲンになるものが入っている可能性があります。
購入する時には、必ず成分表を確認して何が含まれているのか見てから買うようにしましょう!
赤ちゃんにはアイスを少量!
病気などで食欲がない時などに、アイスはとても助かる食材の一つです。
甘くて口の中にいれると溶けるので、ついついたくさん食べてしまいます。
赤ちゃんの胃は未発達で、大人に比べると消化力が弱いです。
あまりたくさん食べ過ぎると、胃に負担がかかってしまうので下痢になることがあります。
アイスばかり食べさせ過ぎないように、大人が食べる量をしっかりと管理してあげてください。
アイスを食べた後は水やお茶を飲ませる
アイスを食べると口の中が砂糖の甘みでいっぱいになります。
砂糖を摂取すると口の中が酸性になり、虫歯になりやすい口内環境になります。
すぐに歯磨きをすれば良いのですが、食べた後にすぐに歯磨きをできないこともあると思います。
そういった時には、大人であればうがいで口の中の糖分を取り除くとよいのですが、赤ちゃんはうがいをすることができません。
赤ちゃんの場合は、お茶や水を飲ませてあげることで口の中が酸性から中性に戻りやすくなります。
虫歯菌がいるのか、いないのかは見るだけでは分からないので食後にお茶や水を飲ませることを習慣にすると良いと思いますよ。
赤ちゃんでも食べられる市販のおすすめアイスはある?
赤ちゃんにアイスを食べさせる時には、市販のアイスではどのようなものを選べば良いのでしょうか?
決してどの種類でも食べさせて良いということはありませんので、選ぶときの参考にしてください。
赤ちゃんには「アイスクリーム」がおすすめ!
スーパーなどに行くと様々な種類のアイスが売られていますが、アイスによって種類がことなることをご存知でしょうか?
パッケージの成分表の部分を確認すると、アイスの種類がわかるんですよ。
アイスクリーム類種類
- ラクトアイス(乳脂肪分3.0%以上.8.0%未満)
- アイスミルク(乳脂肪分8.0%以上15.0%未満)
- アイスクリーム(乳脂肪分15.0%以上)
ラクトアイスやアイスミルクは比較的安く売られていることが多いので、手軽に買うことができます。
しかし、乳脂肪分が少ない分、アイスをおいしくするための食品添加物が使われているものがほとんどです。
アイスクリームの場合は、脂肪分が高くシンプルな材料で作られていることが多く、食品添加物は少なめです。
全く入っていないものは少ないですが、体のことを考えるとアイスクリームの方がはるかに良いのです。
赤ちゃんには食品添加物はできるだけ避けたいと思う方も多いでしょう。
アイスクリームは少し値段も高くなってしまいますが、その分体にも優しい材料で作られていますので、市販のアイスを買う時の参考にしてください。
赤ちゃんにもおすすめの市販のアイス
では、食品添加物が少なく、赤ちゃんに食べさせる場合におすすめのものをご紹介します。
ハーゲンダッツ(バニラ)
原材料 :クリーム、脱脂濃縮乳、砂糖、卵黄/バニラ香料、(一部に乳成分・卵を含む)
シンプルな材料で作られており、添加物は香料のみ
MOW(バニラ)
原材料:乳製品、水あめ、砂糖、卵黄、カラメルシロップ、香料、(原材料の一部に卵を含む)
乳製品はどのようなものか不明ですが、添加物は少なめです(カラメルシロップ、香料)
シャトレーゼ しぼりたてジャージー牛乳バー
八ヶ岳野辺山地域の契約牧場でエサや飼育環境にこだわって育てられた希少なジャージー種のしぼりたて生乳を仕入れ、自社工場で徹底した安全管理のもとで殺菌加工を行っています。その新鮮なおいしさをそのままお届けするため、安定剤や乳化剤、香料、着色料などの添加物をいっさい使わずにアイスに仕上げました。希少なジャージー牛乳をふんだんに使用し、風味を活かした乳脂肪感のある濃厚ミルクアイスクリームです。口溶けなめらかな、すっきりとした後味のミルク感で素材本来の味を楽しんでいただけます。
添加物は含まれていないので、自然のおいしさを感じられるとひそかに人気のシャトレーゼ!
お近くに店舗がない方はオンラインショップで購入ができますよ。
『稚内牛乳』アイスクリーム
【各原料の産地】 生乳(稚内産)・生クリーム(北海道産)・脱脂粉乳(群馬県産)・グラニュー糖(北海道産)・卵黄(北海道産)・宗谷の塩(宗谷産)
乳化剤・安定剤等の添加物は一切使用していない、まさに本物のアイスクリーム!
小さいお子さんにもおすすめです。
最北端より稚内牛乳の牧場 宗谷のしお 自慢の『稚内牛乳』を使用したとってもミルキーで自然風味豊かな無添加アイス
赤ちゃんにもおすすめ!手作りアイスレシピ
手作りなら赤ちゃんの食べられる材料、食べられる甘さで作ることができるので安心ですよ!
フローズンヨーグルト
■材料
ヨーグルト100g
バナナ1本
苺2個
■作り方
1、バナナは皮をむきスライスして電子レンジで約2分半加熱する。
2、加熱したバナナをフォークでつぶし、ヨーグルト、刻んだ苺を加えてよく混ぜる。
3、容器にいれて冷凍庫へ。途中、半分くらい凍ったところ(だいたい30分~1時間くらい)で取り出して撹拌。再び冷凍庫へ、という作業を2回ほど繰り返す。
4、凍らせすぎたら電子レンジで20秒ほど解凍すると盛り付けやすく、かつおいしく食べられますよ。
簡単自家製バニラアイスクリーム
■材料
卵白4個
卵黄 4個
砂糖80g
牛乳200cc
バニラエッセンス 3〜5振り
■作り方
1、卵白と卵黄を分けて、卵白のボールに砂糖を入れて、ミキサーでメレンゲを作って下さい!
2、1に卵黄を加えて、よく混ぜて下さい!
3、容器に入れて、冷凍庫で1時間寝かして下さい。1時間後に牛乳とバニラエッセンスを加えて、よく混ぜて下さい。
まとめ
アイスはアレルギーがなければ1歳頃から食べることができる食べ物です。
しかし与える時期については家庭の考えもあると思いますし、早く与えることで甘いものへの依存、虫歯など様々なリスクが高まります。
食べさせるなら、添加物の含まれていないアイスを少量食べさせてあげるようにしてくださいね!
これから大きくなってから、いくらでもアイスは食べられるようになりますので、将来の味覚や体のためにも、赤ちゃんのうちは少し我慢させてもよいのではないかと、私は思います。
一意見として参考にして頂ければと思います。
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