きのこ類 離乳食中期から使える食材

離乳食のまいたけはいつから?下ごしらえや冷凍方法、レシピをご紹介!

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しいたけやしめじなどと同じく、舞茸は秋の味覚の代表格です。炊き込みご飯にお鍋に、天ぷらと味にクセがないのに、うまみがたっぷりのきのこで人気が高いですね。

いろんな料理に使えるので赤ちゃんの離乳食にも使いたいところですが、いつからであれば与えることができるのでしょうか?

 

離乳食のまいたけについてまとめましたので、与える前に下ごしらえや注意点などを確認してください。




 

離乳食にまいたけはいつから?

 

離乳食に舞茸はいつから?

 

まいたけは、離乳食中期の生後7,8か月頃から食べさせることができます。

まいたけは他のきのこ類に比べて、歯ごたえはありますが弾力は少なく離乳食でも食べさせやすいきのこですよ。

 

離乳食中期では、小さく刻んでからしっかり柔らかく煮たりゆでたりしておかゆや麺類と食べさせてあげると良いです。そのままでは食べづらいこともあるので、おかゆなどに混ぜ込んで与えるか、とろみをつけてあげると食べやすいですね。

 

和風味だけでなく、ホワイトソースやミルク風味、トマト煮などいろんな料理に合わせられるので様々な料理に活躍すると思いますよ。

 

 

 

まいたけの栄養は?

まいたけには、食物繊維が豊富で溶性と不溶性の両方を含んでいます。腸を刺激して排便を促すため、腸内をきれいにする効能があります。

まいたけにはβ‐グルカンも豊富に含まれています。β-グルカンは含まれている食品によって効果が異なりますが、舞茸のβ-グルカンは腸内環境を整えて便秘解消の効能があります。また、免疫機能を調整・強化したり、腫瘍の増殖を防止する働きに優れています。

 

他には、カリウム、ビタミンD、ナイアシンなども多く含まれていますよ。それぞれ以下のような働きがあります。

カリウム:余分なナトリウムを排出します

ビタミンD:カルシウムやリンの吸収を促し、骨や歯を丈夫にする効能があります。骨の形成を促進するのに必要な栄養です。

ナイアシン:3大栄養素(タンパク質、脂質、炭水化物)の代謝を促す作用や効能があります。皮膚や粘膜の健康を維持する効能があります。(舞茸はきのこ類の中でもトップクラスの含有量です)

 

 

 

離乳食でまいたけのアレルギーはある?

 

赤ちゃんはまいたけでもアレルギーになることがあるようです。

まいたけは生で食べたり、加熱が不十分だと食中毒を起こす可能性があると言われています。

 

まいたけを含むきのこ類は、微量な有害物質を含むものがありそれが原因で起こることがあります。この有害物質は加熱すればなくなるものがほとんどですが、生の状態では食中毒になることもあるので注意が必要です。

食中毒の症状は、

・口の周りが腫れる
・湿疹
・腹痛
・下痢
・嘔吐

が起こることが多いそうです。

 

初めて食べさせる時には、体調の良い時にしっかり加熱したものを少量与えて様子をみましょう。

 

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離乳食のまいたけの下ごしらえ・冷凍方法

 

離乳食にまいたけの下ごしらえ

 

普段ならきのこは風味が落ちてしまうので洗いませんが、赤ちゃんの離乳食に使う時には洗った方が良いといわれています。(有害物質を洗い流すため)

洗いすぎるとまいたけの栄養や旨味がなくなってしまうのでサッとでOKですよ。

 

離乳食のまいたけの下ごしらえ

①石づきの部分を切り落として、サッと洗う
②手で小さ目に割く
③まいたけを柔らかく茹でたら、みじん切りにする。(月齢に合った大きさ)

まいたけの栄養は水に溶けやすいので、ゆで汁や煮汁なども一緒に使う方が栄養を逃さず与えることができますよ。

 

 

 

離乳食のまいたけの冷凍方法

まいたけは、冷凍保存が可能です。下ごしらえができたものを製氷皿に1回分ごとに分けて入れ冷凍、その後冷凍保存用の袋にうつして密閉してください。

栄養の溶け込んでいるまいたけの茹で汁も、だし汁として冷凍保存ができます。製氷皿に小分けして冷凍します。

どちらも1週間を目安に使い切りましょう。

 

まいたけは生のまま冷凍することも可能なので、使いやすい分ずつ小分けにしてラップに包んで冷凍してください。電子レンジで解凍後調理に使用、しっかりと熱を通しましょう。冷凍のまま煮物や炒め物にしても良いですよ。

 



 

赤ちゃんにおすすめのまいたけ離乳食レシピ

 

離乳食中期:しらすと卵の野菜煮込みそうめん


Cpicon 離乳食中期 しらすと卵の野菜煮込そうめん

材料 (約10食分)

・鰹節   1パック
・大根   1㎝
・オクラ  1~2本
・にんじん 4㎝
・玉ねぎ  1/4こ
・舞茸   大1かけら
・そうめん 1把
・シラス  1パック(25g)
・卵    1個

作り方

1、ヤカンで500cc程お湯を沸かす。茶こしにかつお節を入れ、鍋の上でゆっくりまんべんなく湯をかけて出汁をとります
2、固ゆでたまごを作る。沸騰したお湯で13分。
3、固ゆで卵を作っている間に、野菜を刻みます。野菜は全て、お子さんの食べられるサイズに刻む。舞茸は飲み込みにくいので、細かめに刻みます
4、茶こしにシラスをのせ、湯をかけて塩抜きをする。
5、細かいゆで卵は黄身だけ取り出し、細かく刻むorつぶす。白身はお家の方が食べたり、お料理に使用して下さいね
6、①の出汁に刻んだ野菜類を入れ弱火で柔らかくなるまで煮こむ。
※汁気が減ったら足してください
7、⑥に刻んだシラスと黄身を入れる。素麺は2㎝位に手で折りながら入れる。
8、アクを取りながら煮込みます。そうめんが柔らかくなったら完成!

 

 

 

離乳食後期:大根と舞茸のひじき煮

Cpicon 大根と舞茸のひじき煮 離乳食後期

材料

・大根 3~5cm位
・舞茸 1/2パック
・人参 1/3本
・白菜 1/2枚
・ひじき 10g程度
・かつお昆布出汁 300ml程度
・酒 大さじ1
・醤油 大さじ1

作り方

1、大根、人参は茹でて柔らかくし好みの大きさに切っておく。(大きく切ってレンチンすると早く柔らかくなります)
2、舞茸、白菜を(必要であればひじきも)刻む
3、鍋に野菜とかつお昆布だしをいれ、野菜に軽く火が通る程度まで煮る
4、野菜に火が通ったら酒、お醤油を入れ一煮立ちさせ弱火でコトコト煮る
5、大根に味が馴染んだら出来上がり

 

 

 

離乳食完了期舞茸と鶏ひき肉の炊き込みご飯

Cpicon離乳食完了期☆舞茸と鶏ひきの炊き込みご飯

材料

・米 2合
・鶏ひき肉 100g
・人参 1/2本
・舞茸 半パック(約70g
・油揚げ 1枚
・醤油 大さじ1
・酒 大さじ1
・ほんだし 小さじ1

作り方

1、米は洗い30分以上水につけておく。ざるに上げ、水気を切る。
2、人参・舞茸・油揚げは子どもが食べやすい大きさに切る。
3、炊飯器に米と調味料を入れ、2合の目盛りまで水を入れる。
4、切っておいた2の材料とひき肉をのせる。炊飯スイッチを入れる。
5、炊き上がったら少し蒸らし、ご飯と具を混ぜる。

 

まとめ

 

  • まいたけは離乳食中期の生後7,8か月頃から食べられる
  • 生のものや加熱ができていないものは食中毒になることがあるのでしっかり加熱して与えましょう
  • アレルギー症状が出ることもあるので最初は慎重に
  • まいたけは生でも、加熱したからも冷凍をすることが可能

 

きのこ類は食物繊維も多いので、少しでもよいので離乳食の中に取り入れて使ってみてくださいね。

 

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