お正月の定番の食べ物といえば、お餅の入ったお雑煮やおせち料理がありますよね。
お正月は帰省して親族で集まる方も多いのではないでしょうか?
たくさんのご馳走があるので、赤ちゃんにもいろいろ食べさせてあげたいと思っている方もいらっしゃるかもしれないですが、おせち料理って赤ちゃんは食べられるのでしょうか?
そんなお正月の食事の疑問が解決できれば嬉しいので、参考にしてみてください(^^)
今回は、
・赤ちゃんはおせち料理をたべていい?
・赤ちゃんが食べても良い取り分けおせちは?
・赤ちゃんが食べない方がいいおせち料理は?
などについてまとめました。
赤ちゃんはおせち料理をたべていい?
大人と同じものを食べられるのは、3歳以降になってからと言われています。
消化器官が安定し、歯が生え揃うのが3歳頃でこの頃になると大体のものは食べられるようになります。
食物アレルギーの反応も穏やかになってくる頃と言われています。
では、赤ちゃんはおせち料理をたべられないの?と思いますが、1歳以降であれば食べられるものもいくつかあります。
1歳未満だと味が濃く、離乳食に向いていないものも多いのですが、家庭で手作りの場合だと味をつける前にやわらかくなった状態のものを取り分けておけば、離乳食に使えます。
・お雑煮
・筑前煮
・栗きんとん
・紅白なます
・黒豆
など、味をつける前にとっておくと使えそうですね!
または、味がついてしまっていても再度沸騰したお湯で茹でることで味が薄くなり食べられる場合もあります。
一度茹でてみて、ママが味見をして食べられそうなら与えて良いでしょう。
赤ちゃんが食べても良い取り分けおせちは?
では、1歳を過ぎた赤ちゃんはどのおせち料理は食べられるのでしょうか?取り分ける時には気をつけることを一緒にまとめました。
・餅なしのお雑煮
お雑煮は地域によって味付けは様々ですが、野菜が柔らかく煮てあり、赤ちゃんでも食べられます。
野菜を小さく切って、汁の味が濃いならお湯で2.3倍にうすめてあげると良いでしょう。中に、うどんやおかゆを混ぜてあげると美味しいと思います。
お餅は喉に詰まってしまう恐れがあるので、食べるのは3歳頃からにしましょう。
・筑前煮
市販のものは味付けが濃く、砂糖や塩もたくさん入っていることが多いのでやめておいた方が良いかもしれないですね。
手作りのものなら、柔らかくなった野菜を食べさせてあげられます。
こんにゃくは喉につまりやすいのでやめておいた方がいいでしょう。
・栗きんとん
市販のものは砂糖がたっぷりなので、そのままたべるのは×
温かい牛乳などでのばして味を薄くしましょう。
手作りの場合は、砂糖を入れる前に取り分けるとたくさん食べられます。
・黒豆
そのままでは甘過ぎるので、一度お湯で茹でた方が良いでしょう。また、皮が喉につまって飲み込みづらい場合もあるので、取り除いて与えましょう。
・伊達巻
市販のものは甘いので食べない方が良いですが、家庭で作る場合は味を調節できるので食べられそうな薄さなら大丈夫です。
赤ちゃんが食べない方がいいおせち料理は?
おせち料理の中には、離乳食期に控えた方が良い食材が多く入っています。なぜ控えた方が良いのか理由を知っておくと、一緒に食べている人にも伝えられますよ。
餅
しっかりカミカミできるようにならないと、喉につめてしまう恐れがある為。早くても2歳からにしてください。
エビ
アレルギー症状が出やすい食品なので、離乳食期にあえて与えなくて良いもの
数の子、いくら
塩分が多く、生ものは赤ちゃんは×
こんにゃく
しっかりカミカミできるようにならないと、噛みちぎりにくいので大きいまま食べて喉につまる恐れがある
昆布巻き
何重にもなった昆布は食べづらいので、あえて与えなくても良い
かまぼこ
加工食品で、 塩分や添加物、着色料などが含まれる可能性があるので避けた方が良いでしょう
そのほかの料理は味付けの濃さや、赤ちゃんの成長に合わせて、親の責任で与えてください。
初めて食べるものは絶対に避けましょう!お正月に病院に行くことになっては大変なので、食べ慣れた食品の方が安心できると思います。
親族が「大丈夫」と言って食べさせてしまう恐れもありますので、赤ちゃんの普段のことを知っているママやパパがしっかり見てあげてくださいね!
まとめ
・市販のおせち料理の場合は味が濃いものが多いので、あえて与えることはしない方が赤ちゃんの体のためには良いです。
・食べさせる時には、一度茹でたりして味を薄めてあたえましょう。
あかちゃんにもおせち料理を食べさせてあげたいなら、手間や時間がかかりますが、家庭で手作りするのが1番です。
簡単な離乳食おせちレシピを載せているので、1品だけでも作ってたげればみんなと一緒に食べられますよ(^^)
良ければ参考にしてみてくださいね。