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赤ちゃんの離乳食 えびはいつから?アレルギーの心配や進め方は?下ごしらえの方法

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プリプリでおいしいえびは大好きな方も多いと思いますが、アレルギーや歯ごたえがあることから離乳食には向かないと言われています。
しかし、いつ頃からえびを食べさせていけば良いのか知っていないといつまでも食べられないままになってしまいますよね。
どのようにえびを食べ進めていけばよいのか、アレルギーの心配、えびの下ごしらえ方法など役立つ情報をまとめました。




赤ちゃんの離乳食 えびの栄養は?いつからえびを食べられるの?

えびの栄養は?赤ちゃんの体作りに欠かせないタンパク質が豊富!

えびには、アルギニンなどの栄養を含む良質なたんぱく質を多く含む食材です。
タンパク質は筋肉や臓器、髪、爪、皮膚など体のあらゆる組織をつくる成分になります。

エビにはビタミンEが比較的多く含まれています。
抗酸化作用が強く、細胞の酸化を防ぐ効果がありますよ!
血行をよくする働きもあるので冷え性や肩こりの改善も期待できるので、ママにとても嬉しい食材ですね。

また、えびにはタウリンというアミノ酸の一種が豊富に含まれています。
タウリンには、肝機能を強化したり、目の網膜の働きを助ける効能もありますよ。

 

赤ちゃんはいつからえびを食べられる?

えびは離乳食には避けたい食材として育児書や離乳食の本やサイトに載っています。
赤ちゃんが食べられるようになるのは早くても1歳半くらいで、それまではえびを食べさせないようにしましょう。

特に早くに与える必要はありませんので、3歳を過ぎてから初めて食べさせるのでも十分だと言われています。

その理由としては

・アレルギーになりやすい食材
・歯ごたえがある

ことが考えられます。

あえてえびを食べなくても、お肉や魚でタンパク質は摂取できるので心配な方は与える時期を遅くしましょう。

 

赤ちゃんの離乳食 えびのアレルギーの心配は?えびの食べ進め方は?

赤ちゃんのえびアレルギーの心配は?

えびは卵、牛乳、かになどと同じ「7大アレルゲン」の一つで、魚介類の中でもアレルギーが出やすい食材になっています。

初めて与える時には注意が必要なので慎重に与えてくださいね。
えびアレルギーの主な原因は「トロポミオシン」という筋原線維タンパク質(筋肉に含まれる物質4)で、これはカニにも含まれています。

そのため、えびアレルギーの場合はかなりの高い確率でカニにもアレルギー反応を示すことが多いようです。

 

症状としては、

・口や口の周りが赤くなる、腫れる
・発疹
・目のかゆみや充血
・鼻水
・嘔吐、下痢
・喉のかゆみ
・アナフィラキシーショック

など重篤な症状が出ることもあるので気をつけてください。

 

初めて与える時には、病院が開いている平日の午前中などが良いでしょう。
はじめは少量にしておき食べたあとの様子を見るようにしてください。

 

赤ちゃんの離乳食 えびの食べ進め方は?

アレルギーの心配があるえびを食べ進める時には、どのようなことに注意していけばできるだけ危険を避けることが出来るのでしょうか?

 

■初めて与える時期は離乳食完了期以降(1歳半~2歳)が良いとされています。
与える時には、少量ずつ様子を見ながら与えましょう。

■えびを選ぶ時には新鮮なものを選んで与えましょう。
鮮度が悪いと細菌などによって一時的にアレルギー症状が出ることもあります。

■調理の時にはしっかりとお湯で茹で加熱しましょう。
焼くよりも茹でる方が中までしっかりと熱を加えることができます。
加熱することで殺菌効果と、アレルゲンを減少させることができます。

 

まずは、少量から様子をみて、徐々に量を増やしていくようにしましょう。



赤ちゃんの離乳食 えびの下ごしらえ・保存方法

赤ちゃんには新鮮でおいしいえびを選びましょう

赤ちゃんに食べさせるものはおいしくて新鮮なものを選ぶようにしましょう。

・殻のつやが良く透明感があるもの
・身が硬くしっかりしているもの
・足やひげが取れていないもの

お刺身の甘エビもオススメですよ!生で食べられるので鮮度が良いですが、加熱して与えます。

逆に、水分がでていたり、悪臭のするものは鮮度が落ちています。皮と身の間がスカスカのものも美味しくありません。

 

えびの下ごしらえの方法

えびには背ワタがあり、これが残ったまま調理すると臭みの原因となってしまいますので、必ず取るようにしましょう。
竹串でとっても良いですし、包丁で背に切り込みを入れて取っても良いです。

下ごしらえ方法

1、エビの殻と背ワタを取る
2、片栗粉大さじ1、塩小さじ1、水大さじ2を入れてえびにもみ込む
3、その後水洗いをする

これでも臭みが十分取れますが、
再度片栗粉と水を入れてもみ、洗うとさらに臭みが取れますよ!

その後、子どもの食べやすいように調理してあげてください。

えびの保存方法・冷凍方法

えびは冷蔵保存では2~3日ほどしか保存できません。
一度に使い切れない時には冷凍する方が鮮度や美味しさが長持ちしますよ。

えびを殻付きのまま冷凍することもできますが、殻や背ワタをとってから冷凍すると、解凍してからの調理が断然楽です!

えびの冷凍方法

1、殻と背ワタを取る
2、キッチンペーパーで水分を取り除く
3、空気を入れないように数尾ずつラップで包み冷凍保存用の袋に入れる

2週間は保存できますが、できるだけ早く使いましょう。

解凍は冷蔵庫でゆっくり自然解凍するか、電子レンジで半解凍して調理するのが良いですよ!

 

まとめ

・えびは離乳食期の赤ちゃんには食べさせないように!早くても1歳半以降に与えましょう

・アレルギーになりやすいので、心配な場合は3歳以降に与えましょう

・えびを食べ進めるのは慎重に!新鮮なえびをしっかり加熱して少量からスタート!

 

アレルギーになりやすいので与えることには慎重になると思いますが、食べられるようになると料理のレパートリーも増やせますよ(^^)

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