青のりはたこ焼きやお好み焼きなどによくかかっており、磯の香りがとても良いですよね。
はじめから細かくなっているので離乳食にも使いやすそうな感じがしますが、初めて与える時にはどうやって使えばよいのか分からないこともあると思います。
離乳食で青のりはいつから与えても良いのか、気をつけることやレシピなどもご紹介していきたいと思います。
赤ちゃんの離乳食で青のりはいつから?アレルギーは?
赤ちゃんの離乳食で青のりはいつから?
赤ちゃんは離乳食中期の生後7~8ヶ月頃から青のりを食べることが出来ます。
はじめから細かくされているので、赤ちゃんの喉につまることもなく離乳食にもオススメ食材ですよ。
青のりは加熱殺菌されていないものもあるので、離乳食で使う時には加熱して使うようにしてください。
お粥、汁物、お焼き、マッシュした野菜などに混ぜてあげると磯の風味がでて味のアクセントになりますよ。かけたり、混ぜたりして使うのが基本です。
たくさん入れ過ぎると味が濃くなる過ぎてしますので少量にしておいてくださいね。
板海苔はいつから?
板海苔も味が付いていなければ、離乳食中期頃から与えることができます。
板海苔の場合は喉に張り付いて窒息してしまう恐れがあるので、絶対にそのままでは与えてはいけません。
お湯でふやかせてすりつぶしてからお粥などに混ぜて食べさせてあげてください。
味付け海苔は味が濃いので離乳食が完了してから与えると良いですよ。
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青のりの栄養は?赤ちゃんに嬉しいカルシウムがたっぷり
青のりには、ビタミンB1やビタミンB2が豊富で新陳代謝を高める働きがあります。
また、赤ちゃんの成長に嬉しいカルシウム、マグネシウムも多く含まれており、歯や骨を丈夫にしてくれます。
ビタミンB12も含まれ、カルシウムと結合すると吸収率がアップするのでカルシウム不足が気になる時にはオススメな食材です。
その他には、カロチンがにんじんの3倍、鉄分はほうれん草の30倍も含まれていてすごい栄養があるんですよ!
ぜひ赤ちゃんにも食べさせてあげたいですね。
赤ちゃんの青のりアレルギーの心配は?
青のりは比較的アレルギーが出にくい食材です。
しかし、まれに赤ちゃんでも青のりでアレルギー症状が出ることがあるそうです。
症状としては、食べた後に口の周りや喉が赤く腫れたり、かゆくなったりすることが多いようです。
その他にも、目の充血、鼻水、じんましん、嘔吐、下痢などの症状が出ると言われています。
初めて与える時には、アレルギーかもしれないと注意をして、平日の午前中に少量与えて、口の中など様子を見てあげましょう。
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赤ちゃんの離乳食で青のりは加熱する?与える時に気をつけることは?
赤ちゃんには青のりを加熱した方が良い場合もある!
スーパーなどで購入できる青のりの多くは、加熱処理されているものがほとんどです。そういったものはあえて加熱して与えなくてもよいでしょう。
しかし、中には生のものだったり加熱処理されていないものも売られています。
そういった青のりを離乳食に使用する時には、念のために加熱をした方が安心して与えることができますよ。
加熱の方法は、お粥や汁と一緒に煮たり、お焼などに入れて焼いたりすればOKです。
赤ちゃんに青のり与え過ぎに注意!ヨウ素をとりすぎないように
まず、「ヨウ素」って何って思っている方もいると思います。ヨウ素は海藻類や魚介類に多く含まれる無機質の一種です。
欠乏すると、成長不良や、疲れやすくなるので、適量摂取することが望ましいのですが、たくさん摂りすぎることは良くありません。
過剰摂取(1日青のり9g以上)が長期間続くと、
- 甲状腺腫
- 体重減少
- 筋力低下
などにつながるので、青のりを一度にたくさん与え過ぎないようにしましょう。
また、青のりは消化しづらいようで、たくさん食べると未消化のままウンチに出てきてしまうこともあるそうです。
多少ウンチに出ても特に問題はないので心配しなくても大丈夫ですが、与え過ぎには注意してくださいね。
食べさせる時は何かに混ぜてから
青のりは乾燥しているのでそのまま食べると喉に詰まってしまう恐れがあります。
器官に入ってむせてしまうこともありますので、食べさせる時にはお粥や豆腐などに混ぜて食べさせましょう。
大人のようにお好み焼きにかけて食べさせるとむせる原因になることも。
おやきなどに混ぜて焼くのもおすすめなので、赤ちゃんには混ぜる、和えることを忘れないようにしてください。
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赤ちゃんにおすすめ青のり離乳食レシピ
青のりに栄養があり離乳食にもオススメなのは分かっても、調理の方法がわからないと使えませんよね。
一番簡単に取り入れられるのは、お粥にまぜること!これだけで栄養が補えますよ。
他の離乳食レシピをご紹介しますので参考にしてみてくださいね。
離乳食中期:納豆腐
材料を混ぜてかけるだけというお手軽料理ですが、栄養満点で1品足りない時などにオススメですね!
食べる時にはしっかりと混ぜてから食べさせてください。
材料(2回分)
納豆 1パック(中期ひきわり、後期小粒)
豆腐 150g(ミニパック1こ)
青海苔 適量
作り方
1、納豆を混ぜる時計回り、半時計回りそれぞれ15回ずつくらい。
2、ボールに1の納豆と豆腐を入れてよく混ぜる。
3、お皿に盛り付け、青海苔を適量かける。
離乳食中期:青のりチーズお焼き
青海苔とチーズの風味豊かなお焼き!シンプルで安心な材料でおいしそうですね。
手づかみができるようになったら作ってあげると良いですね。
材料
倍粥 40g
青海苔 小さじ1/2弱
粉チーズ 小さじ1/2弱
片栗粉 小さじ1/2
バター又はオリーブオイル 少々
作り方
1、5倍粥と青海苔、粉チーズ、片栗粉をよく混ぜます。
2、薄くバター又はオリーブオイルをひいたフライパンにスプーン一杯分ずつ落とします
3、薄く焼き目が付くまで焼きます
4、ひっくり返す際は崩さない様に注意
離乳食後期:ふんわり青のりハンバーグ
手づかみで食べられるしっかりとしたおかずです!磯の香りがして美味しいそうですよ。
材料
鶏むねミンチ 約150g
豆腐 60g
青のり 小さじ2
片栗粉 大さじ1
作り方
1、材料すべてを混ぜ粘りがでるまでこねる
2、中火で焼き色つくまで焼く(油を使いたくないのでくっつかないホイル!)
3、ひっくり返して蓋をして弱火でじっくり中まで火を通す
冷めたら1個ずつラップで包んで冷凍保存
離乳食後期:ひじきと青のりの卵焼き
不足しがちな栄養を補うのにはピッタリな離乳食ですよ!手づかみの練習もできますね。
材料
卵 1個
ひじき(乾燥) 小1
青海苔 一つまみ
和風だし 大1
作り方
1、ひじきは水で戻して細かく刻む。卵をボウルに割り入れ材料を全て入れ混ぜる。
2、熱したフライパンに薄く油をひいて卵焼きを焼く。
3、8等分して1回の食事で2〜4切れ食べさせます。残りは冷凍OK
4、和風だしは、作って製氷皿に入れて凍らせてジップロックに入れておくと便利
離乳食完了期:しらすとじゃがのお焼き
しらすの塩味で味付け不要!お出かけの時のお弁当にもおすすめです。
材料 (約1人分)
じゃがいも 1個
しらす 5g
青のり 少々
牛乳(または豆乳) 大さじ1
作り方
1、じゃが芋は皮をむいて一口大に切り水にさらしレンジで柔らかくなるまで加熱しつぶす
2、しらすは茹でて塩抜きしてから、ボウルに材料を全ていれてよく混ぜる
3、一口の大きさに丸め、フライパンで両面こんがり焼く
離乳食完了期:手づかみお好み焼き
材料(○約10cm2枚)
キャベツ 4枚
ひきわり納豆又は(ひき肉)1/2パック(大さじ2)
小麦粉 大さじ2
卵 1個
青のり ひとつまみ
納豆のタレ 1個(ひき肉の場合は醤油少々)
作り方
1、キャベツはあらみじん切りにし、材料を全てボウルに入れる。
2、フォークなどで混ぜ混ぜ。
3、油を少量ひき熱したフライパンに、2等分し弱火~中火で焼く。
4、ほどよく焼き色が付いたらひっくり返す。
5、大さじ2の水をフライパンに入れ、蓋をし水気がなくなるまで(2分程)蒸し焼きにする。
まとめ
- 青のりは離乳食中期の生後7,8か月頃から
- 初めて食べる時にはアレルギーに注意!
- 食べ過ぎないように離乳食では、少なめに使いましょう
- 加熱処理されていないものは加熱してから与えると安心です。
栄養たっぷりなので、お粥や汁物に入れても良いですし、メインのおかずにもドンドン使っていってくださいね。ただし、1回にたくさんは食べさせないように量には気をつけてあげてください。
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