赤ちゃんが離乳食の手づかみ食べをするようになったというのは、「食べ物に興味を持っている」という成長の証ですよね。
「自分で食べたい!」という気持ちを伸ばして、さらに子どもの成長や食への興味を広げたいと思っているママやパパも多いでしょう。
しかし、手づかみ食べを始めたばかりはうまく掴めずに食べ物を落としてしまったり、食べ物をぐちゃぐちゃにしてしまうことも多く、衣服や床、テーブルなどが汚れるには当たり前です。
親としては汚れたり、食べるのに時間がかかることにイライラしてしまう人も少なくないと思います。
そこで、今回は赤ちゃんの手づかみ食べを時に、掃除がしやすく家具や床、服などが汚れないようにするためにできる対策をまとめました。
離乳食を手づかみ食べで食べさせる時には、事前にしっかり準備しておくと良いですよ!
離乳食の手づかみ食べは大切!でも親はイライラ?
離乳食の手づかみ食べは成長の証!メリットもたくさん!
赤ちゃんの手づかみ食べは、赤ちゃんが食べ物に興味を持って成長している証拠です。
赤ちゃんが自分で食べ物に手を伸ばしているのは、食べたいと思っている自我が芽生えているということですし、「手づかみ食べ」にはたくさんのメリットがあるので、手づかみ食べはさせてあげた方が赤ちゃんの成長にとって良いのです。
手づかみ食べのメリット
- 赤ちゃんの自立を促す
- 食べ物への興味が持てる
- 指先が器用になる
- 赤ちゃんの脳の発達を促す
手づかみ食べをたくさんさせてあげると、のちにスプーンや箸を使って上手に食べられるようになるための基礎をつくるといいます。
皮膚と脳には密接な関係があり、いろいろなものにじかに触れ、手を動かしながら食べることが、脳を刺激し、赤ちゃんの発達を促していきます。
離乳食の手づかみ食べに親はイライラする?
赤ちゃんの手づかみ食べが大切なのはわかっているけれど、せっかく作った離乳食をぐちゃぐちゃにされたり、服や床などを汚されると後片付けが大変なのでイライラしてしまうママやパパもいるようです。
食べるのに、時間がかかりますし、親が食べさせた方がきれいに早く食べさせることができるのでついつい食べさせてしまうという方も少なくありません。
また、他に兄弟がいる場合は離乳食の赤ちゃんだけに構っていられないので、忙しい+汚れ+後片付けの大変さでイライラしてしまうという方もいるようです。
できるだけ赤ちゃんに一人で手づかみ食べをさせても大丈夫なように、掃除がしやすく汚れても大丈夫な環境を準備しておくと後片付けも楽になり、赤ちゃんに手づかみ食べをさせてあげられると思いますよ!
手づかみ食べをさせる食べ物を汚れにくいものにしたり、汚れても親がイライラしないような環境作りをしておきましょう。
掃除がしやすく汚れにくくするための手づかみ離乳食のポイントは?
赤ちゃんの手づかみ食べの時には、食べるものを赤ちゃんのつかみやすいものにしたり、汚れが付きにくいものにすると掃除もしやすくなり、片付けの負担が少なくなりますよ!
手づかみ食べメニューは赤ちゃんの食べやすいものを準備!
手づかみしにくかったり、口に運びにくい食べ物だとうまく食べることが出来ず、こぼしてしまうことが多くなります。
・おにぎり
・パン
・マカロニ
・野菜スティック
・お焼き
などのつかみやすくおすすめです。食べやすいものを準備してあげましょう。
手づかみしやすい食器を使いましょう
手で食べ物がつかみやすいように、大きめの平皿にまとめて盛り付けてあげると食べやすいと思います。
小さい食器に食べ物がつまっていると、手で掴みづらいのでたくさんお皿からこぼれてしまいます。
お皿を触っても大丈夫なように、割れにくいプラスチック、木製などのお皿だと安心ですね。底に滑り止めが付いているものならお皿がひっくり返ることも防ぐことができると思います。
汁気の少ない食べ物は片付けが楽!
お粥や汁物などは赤ちゃんだけで食べさせると汁がこぼれて片付けが大変です。
汁気がないものなら、手で掴んでも汚れにくいですし、落としてしまっても片付けの時にはそこまで悲惨な状態にはならないでしょう。
汁物や少しドロッとしている離乳食は大人が食べさせてあげると良いですよ。1食の中に1,2品手づかみできるメニューがあれば十分だと思います。
手づかみ食べの掃除をしやすくするための対策は?
対策① 床に新聞紙やレジャーシートを敷く
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床にはレジャーシートや新聞紙を敷いておくなどすれば、後片付けが楽になります。
赤ちゃんが食べ物をこぼしてしまっても、下に新聞紙などを敷いておくと床が汚れる心配がすくなります。
新聞紙は2~3枚ほど、赤ちゃんのイスよりも大きめに敷きましょう。新聞をとっていない家庭の場合は、100均などに売っているレジャーシートを利用しましょう。
小さめのものでも赤ちゃんの下に敷くのにはピッタリです。
食事のあとは、新聞紙なら捨てるだけです。レジャーシートも水拭き、水洗いもできるので掃除が楽ですよ。
100均で買えるので定期的に買い替えても、経済的に心配はいりませんね。
対策② テーブルにはシリコン性のマットを敷く
画像引用:https://www.amazon.co.jp/
赤ちゃんがどのような場所で食事をしているかにもよりますが、大きなテーブルなどに食事を置いて食べさせているならシリコン製のマットがおすすめです!
ビニール製のマットもありますが、赤ちゃんが引っ張って離乳食をこぼしてしまう可能性があるので、シリコン製ならテーブルにぴったり張り付いて動きづらいのでこぼれるのを防いでくれます。
汚れても水洗いができるのでお手入れも簡単ですよ。
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テーブルに汚れ防止のために紙製のマットや新聞紙を敷こうと思っている場合は、赤ちゃんが触ってビリビリ破って食べることに集中できないのでやめた方が良いです。
お茶や汁などがこぼれると紙だとぐちゃぐちゃになりますしね。
赤ちゃん用のベビーチェアやまめイスなどに座って食事をしているなら、椅子専用のテーブルを使用すると汚れてもテーブルを取り外して洗えば良いので、汚れた手で触られても気になりませんよ。
対策③ エプロンよりもスモッグ着用がおすすめ
赤ちゃんの食事に欠かせないエプロン。
ポケットが付いているエプロンなら、食べこぼした食べ物や汁物もキャッチしてくれるので、服の汚れを防ぐことができます。
しかし!手づかみ食べの場合は、食べ物を触った手でいろんなところを触ってしまうので前だけエプロンで汚れを防いでも意味がない場合があります。
肩や腕などにも汚れがつくことがあるので、スモッグタイプのエプロンがおすすめです。腕周りも覆えるので服が汚れにくくなりますよ。
始め方汚れても良い服を着せて食べさせたり、夏などであればオムツ姿で食べさせれば服が汚れる心配はなくなりますよ。赤ちゃんの食べる様子に合わせて色々試してみてください。
対策④ おしぼりとふきんを準備しておく
手づかみ食べをすると、手はぐちゃぐちゃ、口のまわりにもたくさん食べ物がついてしまいます。汚い手で周りを触って二次被害が出る前に、おしぼりで手を拭いてあげると汚れが広がりません。
床やテーブルにこぼれてしまっても、食事中に掃除しながら食べることで、食後の片付けが減りますよ。
すぐに使用できるように、「手・口用」と「テーブル用」などと分けて準備しておくと良いでしょう。
洗濯すれば何度でも使用できるので、経済的ですよ。
まとめ
親がイライラしていると赤ちゃんにもそのイライラは伝わってしまいますよ。
楽しく離乳食を食べられるように、汚されても、こぼされてもイライラしないように事前に対策を行うと手づかみ食べをさせてあげやすくなると思います。
食事のメニューを全て手づかみメニューにするのは大変な時もあると思いますので、たまには親が食べさせてあげたり、1食の内に1品だけを手づかみメニューにするなど負担にならないように進めていけると良いですね!
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