お正月の食べ物として食卓を彩る『おせち』
離乳食が始まっている赤ちゃんにも食べさせてあげたい気持ちがあると思いますが、大人と同じおせち料理は砂糖や塩もたくさん入っているので、もちろん赤ちゃんにはあげない方が良いです。
でも、赤ちゃんも一緒におせち料理を食べられたらより一層、お正月気分を一緒に味わえますよね。
今回は、そんな方のために赤ちゃんでも食べられるおせち料理の作り方レシピをご紹介したいと思います!
離乳食初期(5~6か月頃)の赤ちゃんにおすすめのおせちレシピ
かぼちゃ(さつまいも)茶巾しぼり
やわらかくマッシュしたかぼちゃやさつまいもを茶巾しぼりにしたものです。
簡単に作れるうえに、野菜の甘みが美味しいので離乳食初期の赤ちゃんにピッタリですよ!
こちらのレシピを応用して、リンゴなどもすりおろしていれると美味しそうですね。
■ 材料
かぼちゃ(さつまいも) 大さじ2くらい
水 少量
■作り方
1、茹でたかぼちゃ(さつまいも)をマッシュする
2、少ししっとりする程度に水を加えラップで茶巾絞りにして完成です。
お雑煮風 紅白おかゆ
10倍粥に、人参とだいこんをおせて紅白になっているお粥です。
写真では型抜きした人参、大根で離乳食初期の赤ちゃんは食べられませんので、人参と大根のペーストをかけてあげるとお野菜も一緒にお粥と食べられますね。
■材料
おかゆ 30g
人参 少量
大根 少量
■作り方
1、おかゆを出汁でやわらかく煮る
2、型抜きした人参・ダイコンをのせる
(野菜も一緒に食べる場合は、野菜を柔らかく煮てペースト状にしましょう)
離乳食中期(7,8か月頃)の赤ちゃんにおすすめのおせちレシピ
おせち離乳食
可愛い見た目で写真映えしそうな離乳食です。
この方は2012年につくられたようなので、そこは間違えないように作りましょう。
■材料
五分粥 適量
カボチャ 適量
すりおろしリンゴ 適量
イチゴ 適量
トマト 適量
ほうれん草 適量
■作り方
1、100均で買った和食器に、五分粥を鏡餅風に盛り付けます
2、鏡餅の土台にすりおろしリンゴを使います。
3、カボチャをミカンの形と年号に。ほうれん草やイチゴで飾り
4、仕上げにリボン風に切ったトマトの皮をつけたら完成!*トマトの皮は大人が食べてください
離乳食中期~ 離乳食おせち
こちらも写真映えしそうなメニューです♪
一つ一つ手がこんでおり、作るのに少し時間がかかるかもしれませんが、大きくなってから写真を見せてあげたら喜びそうですね。
■材料
【紅白粥】
5倍粥 60g
トマト 10g
【 鯛の黄身がけ】
真鯛 小さじ2
卵黄 少量
【安納芋茶巾】
安納芋 15g×2(普通のさつまいもでも可)
【餅なしお雑煮風】
里芋 10g
鶏ささみ 小さじ1
ほうれん草 小さじ1
かつお昆布だし 小さじ6
■作り方
写真の下にリンクを貼っているので、そちらから見てみてください。
詳しく載っていますよ。
離乳食後期(9~11か月頃)の赤ちゃんにおすすめのおせちレシピ
赤ちゃんの雑煮・安倍川餅
たくさん料理を作るのは大変なので、おもちの代わりに雑煮と安倍川餅だけでも手作りするのはいかがでしょうか?
だしまき、茶巾のレシピも見たい方は写真したのリンクからみれますよ。
■材料
【ベビー雑煮&安倍川餅】
★ジャガイモ 1/2
★粥 大匙に山盛り1杯
★人参 輪切り2枚
★ブロッコリー 少々
★山芋 輪切り5mm
★片栗粉 少々
☆砂糖・醤油 少々
☆青海苔 少々
■作り方
【雑煮】
1、ジャガイモを茹で、粉吹き状態にして潰します。粥を混ぜ片栗粉を混ぜ合わせます。俵型を4個作ります
2、フライパンに少量の油を敷き、両面焼き色が付くまで焼きます。これでジャガ餅の出来上がり。
3、山芋を潰しながら磨り潰します。片栗粉を加えます。
4、お湯を沸騰させ、弱火にしてから⑦の海老をスプーンで掬い、形を丸く整えながらお湯へ入れます。1分茹でたら取り出します。
5、茹でた人参・ブロッコリーと一緒に、5~8の材料を汁椀に盛り付けます。
6、大根・人参・鶏肉をカツオ出汁に入れてコトコト煮たスープ(うちの雑煮の出汁ですが、個人宅のスープを代用OK)を注ぎます。
【安倍川餅】
5で作った餅のうち、2個を使います。
少量の砂糖と醤油を薄く塗り、フライパンで焼いて青海苔をかけます。
赤ちゃんと食べるサーモンテリーヌ
家庭で手作りのおせちを作られている方は、こんなおしゃれな一品をいれるのはいかがでしょうか?
これなら赤ちゃんも手づかみで食べられますよ!
■材料
生鮭 皮・骨を除いて200g
豆乳(無調整のもの) 100ml
■作り方
1生鮭は皮と骨を除いてぶつ切りにする。
2、1をフードプロセッサにいれスイッチオン。滑らかになったら豆乳を加え、再びスイッチオン。よく混ざったらOK。
3、2をラップを敷いた耐熱容器に入れ(写真は18cmのパウンド型)上からふんわりラップをして、レンジ強(500W)で4~5分加熱。
4、5分加熱でこんな感じ。加熱時間が長かったのか、ちょっと端がかたくなっちゃいました…。
5、荒熱が取れたら、冷蔵庫で冷やす。
6、好みの大きさに切って盛りつけて出来上がり♪ 写真のソースはオーロラソースです。マヨネーズ・ケチャップ各小さじ2、レモン汁小さじ1/2を混ぜたものです。もちろん、赤ちゃんにはソース無しで。
【離乳食】
そのまま食べてもOKだけど、野菜スープに入れてもOK!
離乳食完了期(1歳~1歳6か月頃)の赤ちゃんにおすすめのおせちレシピ
おせち風な離乳食
赤ちゃんが手づかみで食べられそうなものがたくさん入っていて、自分で食べられるようになっている赤ちゃんにピッタリですよ。
おうちにある材料で簡単に作れるようです。
■材料
にんじん 5cm
大根 5cm
たまご 2個
はんぺん(厚めのもの) 1枚
塩・砂糖 少々
さつまいも 5cm
■作り方
1、大根とにんじんは柔らかく煮て、たんざく切りにして大きさを揃え、互い違いに紅白に並べて二段に積む。
2、余ったにんじんを桜の型で抜き飾り用にする。
3、たまご、はんぺん離乳食後期から食べられるので、お節料理の1品にも良いですよ。
おせち離乳食 松風焼き
赤ちゃんも食べられるので、いろいろ作るのが大変ならこれだけ作ってあげても良いかもしれないですね。
■材料
鶏ミンチ 20g
豆腐 10g
卵 1/4個
味噌 0.5g
青のり 少々
■作り方
1、ボウルに青のり以外の材料を混ぜます
2、アルミホイルを四角に形どって、1を流しいれます
3、青のりをふりかけてトースターで10~15分焼きます。
4、爪楊枝を刺して、お肉がついてこなければOK。
まとめ
赤ちゃんでも食べられるおせちはおうちにある材料で作れるので、1品でもあれば赤ちゃんもお正月気分を一緒に味わうことができますよ。
いつもの離乳食と違うと、赤ちゃんも興味をもって美味しく食べてくれるかもしれませんね!
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