お月見の日には、月見団子を作ってお供えする方も多いと思います。
赤ちゃんと一緒に月見を楽しむなら、せっかくなのでお月見の日の離乳食には「月見団子」を作ってあげようという方もいるでしょう。
赤ちゃんの食べられる食材、形状は赤ちゃんの月齢によって異なりますので、どのような月見団子を作ってあげればよいのか、月齢や離乳食の時期別におすすめの月見団子レシピをご紹介します!
ぜひ、参考に月見団子を作ってお月見の日の離乳食を楽しんでくださいね。
赤ちゃんのお月見団子の離乳食に使うおすすめの食材は?
お月見の日には、その時期に旬を迎える食材をお月様にお供えして豊作祈願や無事に収穫できた感謝を伝えます。
地域によっては、お月見の日には秋の味覚が味わえる料理を食べるというところもありますよ。
赤ちゃんも食べやすい秋の旬食材には、以下のものがあります。
- さつまいも
- かぼちゃ
- 里芋
- 枝豆 など
中でも、さつまいも、かぼちゃは甘みもあり食べやすいのでお月見団子に使う食材に最適ですよ!
どちらも離乳食初期から食べることができ、アレルギーの心配も少ない食材です。
さつまいも、かぼちゃなどは柔らかく茹でてつぶした後に、丸めるだけで簡単に団子状にすることができますね。
離乳食初期の赤ちゃんはペースト状のものしか食べることができないので、月見団子は食べることができません。
団子状にするなら、早くても離乳食中期の後半あたりからにすると良いですよ。
赤ちゃんのお月見団子に「白玉粉」はいつから使える?
お月見団子には「白玉粉」を使用して作る方も多いと思います。
お餅などのモチモチした食材は、離乳食を食べる赤ちゃんには不向きな食材です。
歯が生え揃っていないので、しっかり噛むことができず喉に詰まらせてしまう恐れがあるからです。
白玉は、やわらかめの団子にすると離乳食後期頃から食べることができます。
絹ごし豆腐と一緒に混ぜ込んで作ると柔らかく作ることができ、赤ちゃんの歯茎でも噛んで食べることができますよ。
白玉粉の原料は「もち米」ですので、アレルギーの心配は少ないと思いますが、初めて与える場合は注意して食べさせてあげてください。
赤ちゃんの咀嚼力には個人差があるので、様子をみて食べられるかどうか判断してあげてください。
『上新粉』や『もち粉』は使える?
上新粉やもち粉も、そのままの作り方では歯ごたえがある場合があるので、絹ごし豆腐を混ぜて柔らかく団子を作れば離乳食後期頃から食べることができるでしょう。
それぞれの原料は、
・上新粉…うるち米
・もち粉…もち米
いずれも「米粉」なのでアレルギーの心配も少ないでしょう。
おすすめ月見団子の離乳食レシピ【中期:生後7~8ヶ月頃】
さつまいもときな粉のミニ団子
■材料(大人のオヤツと離乳食2回分くらい)
さつまいも 1本150g前後
きなこ お好みで適量
■作り方
1、さつま芋をふかす。甘味が増すので我が家は石焼き芋用鍋を使用。
2、皮を除いて、更にちょっとかたそうなコゲっぽいところも除いておく。
3、つぶしながら、適宜きなこを混ぜて、小さな一口サイズに丸めたらできあがり。
かぼちゃのきな粉団子
■材料(1人分)
かぼちゃ2cm角切り3個
ヨーグルト小さじ1
きな粉適量
■作り方
1、2cmくらいの角切りにしたかぼちゃをレンジで3分くらいチン♪柔らかくなったらかぼちゃの皮はカット。
2、かぼちゃをつぶしたら、ヨーグルトを加えて混ぜる。
3、②を1口大に丸めて(私は俵型にしました)、表面にきな粉をまぶす。
おすすめ月見団子の離乳食レシピ【後期:生後9~11ヶ月頃】
おさつ団子
■材料
さつまいも 350g
バター 20g
砂糖 大さじ1
牛乳 大さじ1
黒胡麻 トッピング用
■作り方
1、さつまいもの皮をむき輪切りにして水に浸けておく。
2、鍋にお湯を沸かし、切ったさつまいもを茹でる。
3、楊枝がスッと入るくらい柔らかくなったらザルにあげる。
鍋のお湯を捨て、その鍋にさつまいもを戻す。
4、熱いうちにバターをさつまいもの上に置き、マッシャーで一緒に潰す。
5、牛乳、砂糖を加えて滑らかになるようまぜる。熱かったら少し冷ます。
6、スプーンで少しすくい、両手のひらでコロコロと、ミートボールの大きさくらいの団子をたくさんつくる。
7、オーブンのトレイにクッキングペーパーを敷き、団子を並べる。
8、上に黒胡麻を少しづつ載せていく。
9、200℃のオーブン又は、オーブントースターで15分ほど焼く。
かぼちゃの豆腐白玉団子
■材料(子供分20個、大人分15個)
白玉粉 90〜100g
かぼちゃS寸 4分の1(正味150g)
豆腐 85g
きな粉 お好みで
お砂糖 お好みで
■作り方
1、かぼちゃは種を取り除きレンジで加熱(600wで1分半〜2分)し、皮をむき、ボウルへ移しフォークでペースト状に潰す。
2、1のボウルに豆腐を入れフォークで潰し満遍なく混ざった所に、白玉粉を分量の半分ほど入れ手で混ぜてまとまったら残りを入れる。
3、最初は白玉粉の粒々が目立ちますが、こねていくとちゃんとまとまります。耳たぶほどの硬さになるまで捏ねてくださいね。
4、子供用と大人用でお団子を分けて形成する。子供用は1cmくらいの大きさで真ん中を窪ませる。大人用は適当サイズで大丈夫。
5、お鍋でお湯を沸かしたところに、子供用のお団子を入れ、浮き上がってきたところを冷水で冷やす。大人用も同じ行程です。
6、冷めたら水気を切って取り出し、きな粉やお砂糖をかけて完成です。余った分はタッパー等で保存。冷蔵庫で2日は保ちます。
おすすめ月見団子の離乳食レシピ【完了期:生後12~18ヶ月頃】
さつまいも団子
■材料(8個分)
さつまいも マッシュ大さじ3〜
ごはんor軟飯 50〜100g
きなこ 適量
■作り方
1、ビニール袋にさつまいもとごはんを入れてまとまるまでモミモミ
2、ひとくちサイズにちぎってきなこをまぶしてコロコロ
*お好みできなこに砂糖を混ぜても!
豆腐きなこ団子
■材料(小さい団子 16個)
白玉粉 200g
絹ごし豆腐約300g
きなこ大さじ2
砂糖大さじ2
■作り方
1、白玉粉+豆腐をよく混ぜてきなこと砂糖も混ぜ合わせる
2、丸めて沸騰したお湯で茹でる。
ぷかぷか浮いてきたら水を入れたボウルに入れる。
まとめ
かぼちゃやさつまいもをつぶして丸めるだけで簡単に月見団子のようにすることができますよ。
1歳頃になれば白玉粉なども使えるようになるので、他の食材と合わせてやわらかめの団子を作ってあげると良いですね。
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