チーズは大人も子どもも好きな人は多いと思います。牛乳から作られており、カルシウムも豊富なイメージがありますが、気になるのが塩分ですよね。赤ちゃんには塩分の多いものはNGですが、離乳食ではいつから使うことができるのでしょうか?
今回は離乳食のチーズについてまとめました。
チーズの栄養
チーズは栄養豊富な牛乳から作られており、牛乳の栄養成分が凝縮されています。少量でも、効率よく栄養を摂取することができる食材です。
チーズはカルシウムやたんぱく質が豊富に含まれています。チーズによって含まれているカルシウムの量は違いますが、吸収率にも優れています。(カッテージチーズ、クリームチーズは少なめ)
他にも、疲労回復に良いビタミンA、風邪予防に効果的なビタミンB2なども含まれているので、赤ちゃんの離乳食にも取り入れたいですね!
離乳食に使うときは
チーズは離乳食中期から
5、6ヶ月頃の離乳食の栄養源は母乳やミルクが主なので、乳製品はあえて与えなくても良いです。チーズによって食べられる時期が異なってきます。
7、8ヶ月頃から・・・粉チーズ、カッテージチーズ
9〜11ヶ月頃から・・・プロセスチーズ、クリームチーズ
チーズは塩分が強いので、使う量は少量にしてください。塩分を摂りすぎると赤ちゃんの未熟な腎臓に負担をかけてしまいます。風味程度にしましょう。
アレルギーに注意
チーズは牛乳から作られていますので、牛乳アレルギーに注意してください。初めて与えるときはごく少量にして、食べた後の様子を見てください。病院の開いている、平日の午前中に与えるようにしましょう。
また、初めてあげるチーズは油分・塩分が少ないチーズが良いと思います。初めてのときは火を通して与える方が安心ですね。
下ごしらえ・調理法
熱を加えると食べやすくなる
チーズは生のまま与えて大丈夫ですが、中には赤ちゃんにとって食べにくいものもあります。プロセスチーズは加熱するとやわらかくなって食べやすくなります。冷めるまで時間がかかるので、火傷をしないように気をつけて与えてください。
冷凍保存OK(種類による)
チーズは種類によっては冷凍することが可能です。プロセスチーズ、クリームチーズ、モッツァレラチーズは冷凍できます。水分が多いものは分離してしまったりするので、他のものはしない方が良いでしょう。
賞味期限を必ず守って、すぐに食べないときは冷凍する方が良いでしょう。1回袋や容器を開けているものは、冷蔵庫に入れていてもカビが生えることがあるので注意してください。
かたさと大きさの目安
5、6ヶ月頃・・・ × まだ食べられません
7、8ヶ月頃・・・カッテージチーズは裏ごしする
9〜11ヶ月頃・・・プロセスチーズを粗いみじん切りにする
1歳〜1歳6ヶ月頃・・・プロセスチーズを角切りにする