「めんつゆ」はうどんやそばのだしを作る時以外にもいろんな料理の味付けが簡単にできる便利な調味料です。
自宅に常備されている方も多いのではないでしょうか?
赤ちゃんの離乳食に味付けをするようになると「めんつゆ」を使っても良いのか気になりますよね。
いつ頃からであればめんつゆを離乳食に使えるようになるのか、使う時の量や注意することなどをまとめました。
使用を始める前に、確認しておけば安心してめんつゆを使うことができると思いますよ。
ぜひ参考にしてみてください。
赤ちゃんの離乳食で市販のめんつゆはいつから?量はどれくらい?
めんつゆとは?何からできてるの?
めんつゆとは、醤油やみりん、砂糖などを煮て作る「かえし」と出汁を混ぜて作られる調味料のことをいいます。
そば、うどん、そうめんなどの麺料理に使用するものですが、煮込み料理など他の和食の味付けも簡単することができる万能な調味料です。
そのまま麺料理にかけて食べられる濃さの「ストレート」タイプと、水で薄めて使う「濃縮」されたタイプのものがあります。
赤ちゃんに市販のめんつゆはいつから?
赤ちゃんには、離乳食後期の生後9~11ヶ月頃からめんつゆを使用することができます。
この頃になれば、塩・しょうゆ・みりんなどの調味料が使えるようになります。
少しずつ味付けをすることもできるようになりますので、めんつゆも少量であれば使用することができます。
濃縮タイプは濃いのでそのまま使用せずに薄めたものを使うと塩分の摂りすぎを防ぐことが出来ると思います。
大人の4~5倍ほどに薄めて使用するようにして、風味付け程度に味付けに使ってください。
離乳食サイトなどによっては、離乳食中期頃からめんつゆが使用できるとされているものもありますが、離乳食中期では味付けはまだ必要ありません。
できれば離乳食後期から味付けを少しずつすると良いと思います。
味覚を刺激するので、離乳食も食べてくれるようになると思いますよ。
ご存知のとおり、赤ちゃんの離乳食では塩分の濃いものは好ましくありません。
離乳食は大人と同じ食事を食べられるようになるための練習の期間ですが、食材の味を知るための大切な時期でもあります。
幼いころから塩分が濃かったり、砂糖の甘さに慣れてしまうとその味が基準となり、薄味のものを食べなくなってしまい将来の生活習慣病のリスクが高まると言われれています。
赤ちゃんの舌は大人よりも敏感で薄味のものでもおいしく感じることができるようになっています。
赤ちゃんは大人に比べて消化器官の発達も未熟で、塩分の濃いものは分解して排出する際に体に負担がかかってしまいます。
赤ちゃんの体のことを考えると薄味の食事をこころがけるようにしてください。
赤ちゃんの離乳食で使うめんつゆの量は?
離乳食に使用するめんつゆの量に決まりはありませんが、いつでも『少量』であることを心がけてください。
「めんつゆ風味」くらいの薄い味付けで十分ですよ。
ボトルや瓶でそのまま味付けをするとたくさん入ってしまう可能性もありますので、一度小さじスプーンなどに入れてから、混ぜたりかけたりするのがおすすめです。
少しずつ入れられますし、どれくらいの量を入れたのか分かりやすいですよ!
目安としては、1回の離乳食で小さじ1/4程度などにしておくとよいと思います。
出汁で薄めてめんつゆを使用すると風味がよくなり味付けも薄くしあげることが出来ますよ!
赤ちゃんの離乳食の市販めんつゆの選び方は?手作りなら安心!
赤ちゃんの離乳食におすすめの市販のめんつゆは?選ぶポイント!
赤ちゃんの離乳食に市販の麺つゆを使用する時には以下のことに気をつけて下さい。
- アレルゲンになるものが使われていない
- 添加物の入っていない無添加のもの
麺つゆの原材料には醤油が使われています。
その醤油は大豆や小麦から作られていることが多いので、大豆アレルギー、小麦アレルギーのある赤ちゃんは注意が必要です。
原材料のところを見てみると、しょうゆの原料になっているものが書かれているもありますので、事前に確認をしておくと良いですね。
選ぶ時には、食品添加物の入っていない無添加のものを選ぶようにしましょう。
めんつゆを選ぶ時以外でも、原材料は普段から見るようにしておくと安心して買うことができますよ。
原材料
しょうゆ(大豆・小麦を含む)、ぶどう糖果糖液糖、砂糖、食塩、節(かつお、まぐろ、いわし、そうだかつお)、かつお節エキス、小麦発酵調味液、みりん、昆布/調味料(アミノ酸等)、アルコール
引用:https://www.kikkoman.co.jp/products/product/K150504/index.html
調味料以外にも、香料や甘味料などで添加物が使われているものもあるので注意しましょう。
食品添加物を赤ちゃんが食べたからといってすぐに異変が起こるわけではありませんが、腸内環境を悪くする原因になったりします。
赤ちゃんにはできるだけ添加物を与えたくない方もいると思いますので、調味料は普段から使って口にするものなので気を遣いましょう。
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めんつゆは簡単に自宅でも手作りすることができます。
材料を全て入れて煮込むだけなので、作って常備しておくといろんな料理の味付けにも使うことができますよ。
手作りの良いところは、
- 添加物が入っていない
- 味を調節できる
ところです!
保存料などが入っていないので、市販のものに比べると賞味期限が短いのでおいしい内に使い切れる量を作り、冷蔵庫で衛生的に保存するようにしてください。
赤ちゃん用に薄めに作りたいなら、出汁多めで砂糖やみりん、醤油は少な目で作ると良さそうですね。
基本のめんつゆ手作りレシピをご紹介するので、参考にして味を調節して作ってみてください!
手作りめんつゆレシピ
■材料
だし汁 200cc
しょうゆ 50cc
みりん 50cc
砂糖 小さじ1
■作り方
1、材料をすべてなべに入れ一度火を通します
2、ビンなどに入れ冷蔵庫で保存してください
だしも鰹節や昆布から取ったものを使用すれば、無添加で出汁の香る美味しいものができますよ!
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めんつゆを使った赤ちゃんの離乳食レシピ
離乳食後期:簡単もぐもぐきんぴらごぼう
■材料
ごぼう 1/2
にんじん 1/2
めんつゆ 小1/3
ごま油 少々
すりごま 適量
■作り方
1、ごぼうは丸めたアルミホイルで擦って泥を落とします
2、にんじんとごぼうは小さく角切りにします
3、ごぼうは水にさらして2回くらい水を替えて綺麗にします
4、鍋に切ったにんじんとごぼうを入れて、多めに水を入れて弱火にかけて柔らかくなるまで、20分くらい煮ます。
5、ごぼうが柔らかくなったら、野菜にかぶる位にお湯を減らして
めんつゆを入れてさらに煮ます。
6、煮詰まったらお好みでごま油を垂らして、すりごまをまぶして完成‼︎
離乳食後期:ぱくぱく焼うどん
■材料
ゆでうどん 一玉
人参ピーマン玉ねぎシイタケ 適量
生鮭ツナ缶 適量
だし汁 お玉二杯くらい
麺つゆ 適量
かつお節 適量
■作り方
1、たっぷりのお湯を沸かして、うどんを柔らかくなるまで茹でる。
2、茹でている間に、野菜をお子様の食べやすい大きさに刻む
3、刻んだ野菜を全て耐熱容器に入れて水を少量振りかけ、電子レンジで1分くらい温める。
4、茹でたうどんも食べやすい大きさに切っておく。
5、フライパンに少量の油をひき、生鮭を焼きながらほぐす。(皮と骨も取りながら)
6、鮭に火が通ったら野菜とうどんを投入。ツナ缶を使う時はお湯をかけて油抜きをしてから投入。
7、軽く炒めたら、だし汁を入れて汁気がなくなるまで全体を混ぜながら炒める。
8、汁気がなくなったら、麺つゆを少しずつ味を見ながら加える。
9、お皿に盛ったらかつお節を振りかけて出来上がり
離乳食完了期:納豆野菜チャーハン
■材料 (1食分)
軟飯 80g
納豆 1/2パック
人参,キャベツなど茹で野菜 大匙2〜3
水 小匙1
麺つゆ 3滴くらい
■作り方
1、納豆はざるにあけて流水で軽くぬめりを取り、ほぐしておく。
2、フライパンで納豆を炒める。
3、野菜を入れてさらに炒める。
4、軟飯を入れて全体を炒めたら水に麺つゆを入れた調味料を入れ、ひと炒めして完成!
離乳食完了期:小松菜ツナコーン
■材料 (副菜として4食分くらい)
小松菜 1束
人参 1㎝分
キノコ類 粗みじん大さじ2分くらい
ツナコーン缶 1缶
だし汁 50cc~
めんつゆ 小さじ½〜
片栗粉 適量
■作り方
1、小松菜は茎の方は1㎝くらいにカット。葉はビロビロにならない程度にカット。
人参は細い千切りかすりおろしにする。
2、ツナコーン缶の水気を切っておく。
3、キノコ類は粗みじん切り。えのきの場合は1㎝~2㎝くらいに。
4、キノコ、人参、小松菜をフライパンで炒める。油は引くなら薄め。
5、しんなりして小松菜の色がキレイな青になってきたらツナコーンを入れてさっと炒め、だし汁を加える。
6、醤油/めんつゆ/ポン酢などで味付け後、水とき片栗粉でとろみをつける。
まとめ
めんつゆはこれ一つで味付けが簡単にできる便利な調味料ですが、赤ちゃんの味付けは薄くすることを心がけて使ってくださいね。
普段からよく使うと思いますので、無添加のこだわったものを買ったり、手作りで常備しておくのもおすすめです。
ぜひ参考に離乳食を作ってくださいね。
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