主食 離乳食後期から使える食材

赤ちゃんの離乳食でパスタはいつから?1回の量は?茹で方や茹で時間、冷凍方法も紹介!

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私たちの主食の一つとなっているパスタ。いろんな具材やソースと合わせやすく、和風にも洋風にも早変わりして美味しいですよね。

好きな方も多いと思いますが、赤ちゃんはいつ頃から食べられるのでしょうか?

 

茹でて調理するので、離乳食での1回の量や茹で時間の目安などについてもご紹介しています。離乳食作りの参考にしてみてください。

 




赤ちゃんの離乳食でパスタはいつから?

 

 

離乳食でパスタはいつから?

 

赤ちゃんは、離乳食後期の生後9ヶ月以降からパスタを食べることができます。

ただし、離乳食の進み具合には個人差がありますので、赤ちゃんが上手にカミカミできるようになってから与えるようにしましょう。

 

パスタはうどんやそうめんなどの麺類に比べると弾力があり、しっかり噛めないとつぶせません。

また、「デュラムセモリナ小麦」から作られているパスタは、硬質小麦のため消化に時間がかかります。

 

食べさせる時期が早すぎるとうまく消化できず、赤ちゃんの体に負担をかけてしまいますので、パスタを食べさせるのは早くても離乳食後期からにしましょう。

 

 

 

パスタの栄養は?

 

パスタには、麺状のスパゲティやマカロニ、ペンネなど300以上の種類があります。

パスタには、炭水化物の他にタンパク質、脂質がバランスよく含まれています。ほかには、ビタミンB1、マグネシウムなどが含まれています。

ビタミンB1には、炭水化物をすばやくエネルギーに変えて、代謝を促進し吸収するので疲労回復に効果的ですよ!

 

 

 

パスタで赤ちゃんのアレルギーの心配は?

 

パスタでもアレルギーになることがあります。

パスタの原料になっているのは、小麦粉です。パスタによっては原材料に卵が含まれているものもあるので、小麦・卵アレルギーに注意が必要です。

卵アレルギーのみなら、卵が入っていないものであれば食べられますよ。

 

アレルギーの症状は、

・痒み、赤み
・発疹
・目の充血、まぶたの腫れ
・鼻水
・下痢、嘔吐
・咳、呼吸困難
・アナフィラキシーショック

などが現れます。

 

 

小麦アレルギーの赤ちゃんは、お米で作られた『ライスパスタ』というものも売られていますので、そちらであればアレルギーがあっても食べられますよ!パスタを食べさせてあげたいママは要チェックですね。

ライスパスタ スパゲティスタイル(250g×2袋) 

 

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離乳食のパスタの量の目安は?

 

 

パスタは茹でることで水分を吸って、およそ2.5倍に増えます。

 

 

パスタの量を測る時には、乾燥している状態や茹でた状態どちらでもよいです。測りやすい方で計測して適量を食べさせてあげてください。

 

離乳食後期はじめの頃の赤ちゃんであれば、1食のパスタの量が35〜40gあれば満足すると思います。
乾燥している状態で15gほどになりますので、計って茹でるようにしてください。

 

初めて食べさせるときには、いきなりたくさん与えるのではなく、5gほど茹でて試してみてください。

上手にカミカミして美味しくたべるようなら、10g、15gと食べる量を増やして行くと良いですよ。

 

 

 

離乳食のパスタの量の目安(乾麺を測る場合)

 

茹でる前に測っておきたいという場合は、以下の量を目安に茹でてみてください。

離乳食後期

 前半  15g
 後半  25g

離乳食完了期  

 前半  30g
 後半  35g

だいたいの目安なので、お子さんの食べる様子に合わせて調節してください。

 

 

 

離乳食のパスタの量の目安(茹でてから測る場合)

 

茹でてから測りたい場合には以下の量を目安に離乳食に使ってください。

離乳食後期   

 前半  40g
 後半  65g

離乳食完了期  

 前半 75g 
 後半  90g

こちらもだいたいの目安なので、お子さんの食べる量に応じて調節してください。

 

 

 

赤ちゃんの離乳食にはどんな種類のパスタがおすすめ?

赤ちゃんにはフォークで刺しやすく、手づかみしやすい、ねじれているタイプのパスタが人気です。

ペンネやサラダマカロニ、サラダパスタも茹で時間が短く柔らかくなるのでオススメです。

 

普通のパスタでも茹でた後に食べやすいように短く包丁で切れば食べられますよ。マカロニは、輪っかの中のソースが冷めづらいので、やけどしないように十分に冷ましてあら与えましょう。

 

 

 

離乳食のパスタの茹で方、茹で時間は?冷凍はできる?

 

離乳食のパスタの茹で方、茹で時間は?

 

離乳食用にパスタを茹でる時に気をつけることは、塩をいれないこと!赤ちゃんにできるだけ塩分をあたえないためにも注意しましょう。

 

茹で時間は、パスタの種類によって様々なので、パッケージに表示されている時間より、2〜3分長めにしましょう。

ゆで上がったら指で潰すと簡単に潰れるくらい柔らかいものがよいですよ。

 

赤ちゃんの食べやすいパスタの大きさの目安

離乳食後期     1〜2㎝にカットする
離乳食完了期    3〜5㎝にカット

※小さいサイズのパスタはそのままでOK

赤ちゃんの食べる様子によって長さを変えてくださいね。

 

 

 

茹でたパスタの保存方法は?冷凍もできる?

 

離乳食用にパスタを1回ずつ茹でるのは少し面倒ですよね。

何食か分を茹でて冷凍しておくと、お湯を沸かして茹でる手間が省けて時短できますよ。

 

 パスタ冷凍方法 

1.塩を入れずにパスタを茹でる
2.赤ちゃんのたべやすい大きさにパスタをカット
3.小分けにできる容器や、ラップにパスタを包んで冷凍

1週間を目安に早めに食べましょう。解凍は電子レンジでOKですよ。

 

翌日に食べさせるのであれば、冷蔵保存でも良いでしょう。

乾燥しないようにラップをしてお皿にいれたり、タッパーに入れて冷蔵庫にいれておけば茹でたパスタを翌日でも使うことができます。

 

 



 

パスタを使った離乳食レシピ

 

離乳食後期頃から食べられるパスタの離乳食レシピをいくつかご紹介します。

 

 

万能ミートソースパスタ

Cpicon 離乳食後期~万能ミートソース

材料(1週間分)

・トマトピューレ 1袋
・人参      3cm
・玉ねぎ     半分
・豚ひき肉    100g
・水       100cc
・コンソメ    1袋
・塩       ひとつまみ

作り方

1、人参 玉ねぎは細かいみじん切りにして、レンジで2分加熱する
2、小鍋にトマトピューレと①、豚挽き肉、水を入れて中火で火にかける
3、ぐつぐつなってきたら、弱火にしてコンソメと塩を入れ、10分位コトコト煮詰めて完成

 

 

 

トマトとかぼちゃのパスタ

Cpicon 離乳食後期 トマトとカボチャのパスタ

材料

・鶏ひき肉       20g
・たまねぎみじん切り  大2
・かぼちゃ       15g
・トマト        1個
・牛乳         20cc
・マカロニ       20g

作り方

1、マカロニは茹でる前に細かく砕いてから茹でると後が楽です。表示通りの分数で茹でたらザルにあげて軽く水で洗います。
2、カボチャは種と皮を除いてスライスし、電子レンジでチンしてからつぶします。
3、鶏挽き肉は出し汁でヒタヒタにして煮ます。
4、タマネギはみじん切りにしたら、出し汁でヒタヒタにして煮ます。
5、トマトは湯向きして種と皮を除いてみじん切りにしておきます。
6、小鍋に234を入れてひと煮立ちしてから牛乳と1と5を入れ、1分煮詰めて出来上がりです。

 

 

まとめ

 

  • 赤ちゃんは離乳食後期からパスタを食べられる
  • 初めて食べる時には、小麦・卵アレルギーに注意!
  • 離乳食用には、塩を入れずに表示より長めに茹でましょう。冷凍保存も可能!

 

麺類が好きな赤ちゃんは多いので、いろんな具材やソースを作って食べさせてあげてくださいね






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