ほうれん草は苦味が少なくクセもあまりないので赤ちゃんでも食べやすい葉野菜です。
茹でるとやわらかくなるので調理も簡単にできるので離乳食にオススメの食材ですよ!
アク抜きやレンジでの加熱の方法などもまとめましたので、ほうれん草を離乳食に使う時の参考にしてください。
赤ちゃんの離乳食でほうれん草はいつから?
ほうれん草の栄養は?
ほうれん草は総合栄養野菜と呼ばれるほど栄養豊富な野菜です。
たくさんの良い栄養素を含んでいるので紹介していきます。
鉄分・・・ほうれん草の体表的な栄養素で、牛レバーと同じくらい鉄分が含まれています。貧血予防に効果的ですよ。
βカロテン・・・活性酸素の働きを抑制する効果があります。
ビタミンC・・・免疫力を高めて風邪予防効果があります。
カリウム・・・摂りすぎた塩分を排出し、むくみ解消の効果があります。
その他にも、葉酸、ビタミンE、カルシウムなどが含まれていますよ。
冬のほうれん草は旬なので、甘みもあり栄養価が高いのでオススメです!
赤ちゃんの離乳食でほうれん草はいつから?
ほうれんそうは離乳食初期の5,6カ月頃から与えることができます。
おかゆに慣れてきたらほうれん草も食べさせてあげましょう。
ほうれん草は茹でると青くささもなく甘みが出て、赤ちゃんにも食べやすくなりますよ。
やわらかいのですりつぶしてペーストにするのも簡単なのでオススメ食材ですよ。
茎の部分は繊維があるので、葉の部分だけクタクタに茹でて調理してください。
また、アクがあるので、茹でた後は冷水にさらすことでアクをとり除くことができますよ。
そのままでも美味しいですが、
・白和え
・スープの具材
・お焼き
・うどんの具材
などにするのもおすすめです。
【離乳食のほうれん草のかたさと大きさの目安】
5〜6か月頃︰茹でてすりつぶしてペースト状にする
7〜8ヶ月頃︰茹でて細かく刻む
9~11ヶ月頃︰茹でて小さく切る(1cmくらい)
1歳~1歳半頃︰茹でて食べやすい大きさに切る(2.3cmくらい)
赤ちゃんのほうれん草アレルギーに注意!
ほうれん草でアレルギーになることはあまりありませんが、まれにアレルギー症状が出ることがあるので、初め食べる時には少し注意が必要です。
ほうれん草にはヒスタミンという成分が含まれており、皮膚へのアレルギー反応が起こることがあります。
症状としては、皮膚に現れることが多く、口周りや顔、おしりなどがかゆくなったり、下痢、嘔吐などの症状も起こる可能性もあります。
初めて食べる時には少量食べさせて様子をみてください。野菜ジュースに入っている場合にも注意してください。
ほうれん草のアク抜き・レンジ加熱など離乳食の下ごしらえ方法は?
離乳食のほうれん草加熱の方法は?
ほうれん草の加熱はお湯で茹でるか、電子レンジでも調理することができますよ。加熱してから、茎の部分は繊維が多いので葉先の部分のみ離乳食に使用してください。
鍋でほうれん草を茹でる場合
鍋にお湯を入れて沸騰させて、茹でます。大人より長めにゆでるとクタクタになって赤ちゃんは食べやすくなります。
茹で上がったらすぐに冷水にさらしてアクを抜きます。その後しぼって水気をきってから調理してください。
電子レンジで調理する場合
ほうれん草を洗った後、水分を残したまま耐熱皿に入れてラップをふんわりかけて加熱してください。30秒ずつ様子をみながら加熱してください。加熱後は、すぐに水にさらしてアク抜きをしてください。
基本的な茹でる下ごしらえ方法を動画で撮影しました。
参考にしてみてください▼
離乳食用のほうれん草アク抜き方法
ほうれん草を離乳食に使う時には必ずアク抜きを行いましょう。
アクは簡単に言うと体にとって毒になるものです。
アクを摂ってしまってもすぐに体に何かあるわけではありませんが、体調や体質によっては湿疹などが現れることもあるようです。
赤ちゃんの離乳食ではできるだけ取り除いてあげましょう。
画像引用:http://costcogets.blog.fc2.com/blog-entry-346.html
ほうれん草のアク抜き方法
茹で上がったほうれん草を冷水に浸すだけでOKです。5分以上は浸すほうが良いでしょう。
その後は、絞って水気をとってから切って調理してくださいね。
離乳食のほうれん草冷凍方法・レシピ紹介!
離乳食のほうれん草の冷凍方法
ほうれん草は、加熱後はもちろん、生のままでも冷凍すことができます。
たくさん買った時や食べきれない時には冷凍しましょう。
生のまま冷凍する場合
ほうれん草を洗って、水気をきり冷凍保存用の袋に入れて冷凍してください。解凍するときはお湯で30秒ほど茹でてください。
加熱後に冷凍をする場合
ほうれん草を通常よりかために茹でて、使いやすい大きさに切ってから少量ずつラップをしてください。その後に冷凍保存用の袋にいれて冷凍してください。
ペーストにしたものや細かく刻んだものは製氷皿に入れて冷凍することもできます。電子レンジで簡単に解凍して使うことができるので、茹でる手間がはぶけますよ。
赤ちゃんにおすすめほうれん草離乳食レシピ
離乳食初期 白身魚とほうれん草の10倍粥
■作り方
1、白身魚は茹でてほぐしておく。
※昆布だしで茹でると美味しいです。
離乳食・昆布だしのとり方ID :3826117
2、すり鉢で細かくすり潰す。
3、ほうれん草葉は茹でて細かく刻んでおく。必要であれば裏ごし
4、2と3を10倍粥に混ぜる
離乳食中期 豆腐とほうれん草のしらす和え
■作り方
1、ほうれん草は柔らかく茹であげ、水につけてアク抜きをしっかりしたら細かく刻む。
2、豆腐は5mm角に切り、軽く茹でて水気をきっておく。
3、しらすは茶漉しに入れて熱湯を回しかけるか茹でて塩抜きし、細かく刻む。(塩気が強く残るようならさらに塩抜きする)
4、3つの食材を和えて出来上がり!
離乳食後期 ほうれん草ポテトチーズお焼き
■作り方
1、ほうれん草じゃがいも茹でるもしくはレンチン 小さくカット。じゃがいもはマッシュ
チーズは3ミリ角くらいにカットする。
2、☆印全てを合わせ混ぜる。
3、オリーブ油少々をフライパンに
両面焼いて出来上がり。
離乳食完了期 鮭とほうれん草のバター炒め
■作り方
1、ほうれん草と生鮭を茹でて、鮭の皮と骨を取る
2、ほうれん草を細かく刻む
3、フライパンにバターを熱し、ほうれん草、鮭を炒める。
お好みで醤油を少し垂らしても良い
まとめ
・ほうれん草は離乳食初期からOK
・初めて食べさせる時はアレルギーに注意!
・離乳食にはやわらかい葉先のみ使用する
・加熱は電子レンジも便利
・生でも、加熱してからでも冷凍保存OK
栄養価が高く、離乳食に使いやすいほうれん草。おかゆや他の食材とも合わせやすいのでいろいろ使ってみてください。
関連記事
小松菜はいつから?アレルギーは?下ごしらえ&レンジでの加熱方法は?
モロヘイヤはいつから?アレルギーは?下ごしらえ&冷凍方法をご紹介!