赤ちゃんの首がしっかりすわり、腰もだんだんすわってくると、いよいよ離乳食の始まりです。
可愛い食器やマグを用意したり、離乳食のレシピを調べたり、この時期お母さんは忙しくなりますね。
だんだん一人座りが上手になってきたら、赤ちゃんの椅子を用意してあげましょう。
様々なタイプの椅子がありますのでそれぞれの生活スタイルに合った椅子を選ぶことが大切になってきます。
その中でも、今回は家庭でダイニングテーブルで食事をしている場合の赤ちゃん用の椅子の選び方やおすすめについてご紹介したいと思います。
赤ちゃんの離乳食の椅子はいつから必要?
そもそも赤ちゃん用の椅子は必要なのか?
離乳食が始まり、赤ちゃんは様々な味を知り体も心も大きく成長していきます。
また、食べるときのマナーやルールを赤ちゃんに教えたり、食への興味を持たせる食育の大事な時間でもあります。
ご飯はきちんと座って食べるということを教えていくのにも、ぜひ赤ちゃんが座り心地が良く、楽しく食事ができるような椅子を選んであげたいものです。
とはいえ、離乳食を始める際にすぐ椅子を用意しなければいけない、と焦る必要はありません。
生後5,6か月頃になると離乳食を始める家庭が多いですが、まだ腰がしっかりすわっていない赤ちゃんも多くいます。
そういった場合は、お母さんが抱っこした状態で、安心させてあげながら食べさせるといいでしょう。
いつから赤ちゃん用の椅子は必要?
だんだん腰がしっかりとして一人座りが上手になって、椅子に座ることに興味を持ち始めたらチャレンジをしてみます。
中には、お母さんから急に離され椅子に座らされることで泣いてしまう子もいます。
初めてのことは赤ちゃんも驚いたり、ドキドキしてしまうものです。
少しずつ椅子に慣れ、座って食べることを習慣づけていきましょう。
赤ちゃんの離乳食の椅子の種類は?
それでは、赤ちゃんが食事をするときに使う椅子の種類にはどういったものがあるのでしょうか?
大きく分けて5つほどの種類がありますので紹介します。
ハイチェア
テーブル付きのものと、椅子のみのものがあります。
座面板と足置きの位置が調整できるタイプですと、赤ちゃんが成長して大きくなっても使用することが可能です。
価格は安い物で3000円程から、作りのしっかりとした人気の種類ですと3万円から5万円程するようです。
ハイローチェア
新生児から使用可能なリクライニングチェアです。
最近は電動機能付きで自動でスイングするものも人気となっています。
背面を起こせばベビーチェアとして使用可能で、テーブルを付けて離乳食を食べることができます。
ハイローチェアは高さの調節ができるため、座卓でも高さのあるダイニングテーブルにも合わせることができ便利です。
価格は手動タイプが15000円程から、電動式(オートスイング)のものは23000円程から販売されているようです。
キャンピングホルダー
あまり聞きなれない名前かもしれませんが、テーブルの天板に挟むだけで使用可能な赤ちゃん椅子です。
ほとんどのテーブルに使用することができ、折りたたみができるのでお出かけ先でも活躍します。
3000円程から10000円程までくらいの物が主流です。
豆椅子
昔ながらの赤ちゃんが座るとプーと音が鳴る椅子です。
最近は音が鳴らないタイプもあるようです。
座卓に合う低い椅子となっていますがベルトはなく安定性は良くないので、しっかり一人で座れるようになってからの使用がおすすめです。
1200円程から1500円程と安く購入可能です。
バンボ
首のすわった3、4か月頃の赤ちゃんから使用可能なベビーチェアで、安定性が抜群で人気のベビーグッズ定番の商品です。
ビニール製で汚れにくく、持ち運びしやすい、食事の時だけでなくお風呂でも使用できるなど1つ持っていると色んなシーンで活躍してくれます。
テーブルが付いているタイプと椅子のみのタイプがあり、カラーバリエーションも豊富です。
価格は椅子だけのものが6000円程から、テーブル付きのものが8000円前後となっています。
赤ちゃんがダイニングテーブルで離乳食を食べる時の椅子の選び方は?
赤ちゃん用の椅子には様々な形や機能の種類がありますので、ご家庭の食事スタイルに合ったタイプの椅子を選ぶことが大切ですが、他にもベビーチェア選びには気をつけておきたいポイントがあります。
汚れにくい素材のもの
ご飯を食べる練習の期間でもあると言える離乳食の時期。
赤ちゃんが食べ物をこぼすことは毎食のことです。
毎食後にテーブルや床、椅子もきれいに拭き取り、清潔に保つことは大切ですので汚れが拭き取りやすい素材のものを選びましょう。
汚れがしみ込んでしまったり、洗えない素材のものは不衛生で匂いも溜まっていきますので、お勧めできません。
長く使える物
赤ちゃんの成長に合った椅子を使用することはとても大切ですが、成長するたびに椅子を買い替えることはお金もかかり、とても大変です。
高さの調整ができたり付属品を取り付けることで赤ちゃんが大きく成長するまで使えるような椅子を選ぶほうが、長く使えて経済的であり、また愛着もわきます。
少し値段が高く思える物でも、長い間使用できるものは長い目で見ると高くない物もありますので、値段だけで決めずに冷静に判断しましょう。
子供が自分で立ったりできない安全なもの
子どもはじっとしていられないものです。
まだ長い時間座ったままでいることが出来ませんので、椅子の上に立ってしまったり、椅子から落下してしまうこともあるかもしれません。
頭から落ちるなど大きな怪我につながる可能性もありますので、ベルトが付いているものや子供が動いても倒れないような設計であることが大切です。
安全面も必ず細かくチェックして選ぶようにしましょう。
ダイニングテーブルで使うおすすめの赤ちゃん用の椅子7選!
ストッケ トリップトラップ
本体価格29700円(税込み)
ストッケ トリップ トラップ
ベビーセット7830円(税込み)
ストッケ トリップ トラップ ベビーセット
大人気のハイチェア、ストッケの「トリップトラップ」です。
こちらの椅子はそれぞれの月齢に合った別売りの付属品を付けることで新生児から使用可能で、本体は大人になるまで使用することができます。
少々値段は高いですが、一生ものとなります。
こちらに別売りの「ベビーセット」を取り付けることで6か月の赤ちゃんから使用することができますので、離乳食初期から活躍してくれます。
フォルスカ スクロールチェアプラス
本体価格24.298円(税込み)
こちらはロッキングチェア→ベビーチェア→キッズチェア→ダイニングチェアというように移行できるロングユースアイテムです。
フットキャップが装着され赤ちゃんが動いても転倒しにくく、セーフティーベルトが3点から5点に変更されたことによって、より安全性の高いチェアとなっています。
見た目もお洒落でインテリア性も高く、人気の商品です。
オートスイング ハイローラック
本体価格 27.800円(税込み)
【送料無料】 電動 リモコン付き ハイローラック 洗えるシート
こちらはオートスイング機能が付き、なんと音楽まで流れる画期的な商品で、新生児から使用できるハイローチェアです。
ベビーチェアとしてももちろん使用可能です。背もたれの角度や足置きの高さの調整が可能で、5点式ベルトで安全性もしっかりしていて安心ですね。
新生児から4歳くらいまで使用可能です。
また、シートの丸洗いができるため食べこぼしも気になりません。
イケア アンティロープ
本体価格 1999円(税込み)
スウェーデン発祥、世界最大の家具メーカー「イケア」のハイチェアです。
外食に行くとお店に置かれていることも多く、ご存知の方もたくさんいるかもしれませんね。
こちらは椅子の脚が取り外しが可能なため、持ち運びも簡単です。
なんといっても価格が安いのが魅力ですが、欧州の標準委員会が定めた規格にも適用しているようですので安心して使用することができます。
リッツェル 2WAYごきげんチェア
本体価格 3580円(税込み)
床置きと、椅子に取り付けても使える2WAYタイプの椅子です。
大人用の椅子に取り付けることが可能で、高さの調整もできます。
コンパクトなので大きな赤ちゃん椅子を置くスペースがないお家におすすめです。
また、テーブルを外して座椅子としても使用できるので座卓にもぴったりです。
イグリッシーナ ファストテーブルチェア
本体価格 6999円(税込み)
イングリッシーナ Inglesina ファスト ベビーチェア トレイ付き
こちらはキャンピングホルダーと言われる種類のベビーチェアです。
テーブルの天板に挟み込み固定することで、どこでも簡単に装着できます。
付属の専用トレイを使用してドリンクホルダーにコップを置けばこぼしにくくなりますし、アーム部分やテーブルが汚れず、食後の片付けもすぐに終わります。
本体のふかふかのシートも取り外して洗うことが可能で、持ち運び用の収納袋が座面の下に内蔵されているという優れものです。
ほとんどのテーブルに使用可能で外食時にも重宝しますので、1つ持っているととても便利なベビーチェアです。
まとめ
最近では様々な種類のベビーチェアがあり、自分たちの生活に合ったタイプの椅子を選ぶことができます。
また、お家用と外食(お出かけ)用など用途に合わせてた種類のものを持っていると、外出先でも快適に食事を楽しむことができてお勧めです。
我が家ではおじいちゃん、おばあちゃんのお家に行くときにはバンボのベビーチェア、外食時用にキャンピングホルダーを車に積んでおき、大活躍しましたよ。
赤ちゃんは周りの人と一緒に食事をする時間を、楽しくて嬉しいと感じているはずです。
家族みんな同じ目線で話しながら食事をすることで、きっと赤ちゃんは食への興味を深め、自分も家族の一員だと感じることができるでしょう。
きっと家族の絆もより一層深まりますよ!
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